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#161 STRIPE!


しばし潜伏期間が長かったような気がしますが、ご無沙汰しております●
一言いいですかね???




年度末の仕事が一区切りついたよーーーーー!!!




毎年毎年 年明けからこの年度末にかけては激務となるんです。
通常の臨床業務はそれほど変わりませんが、
それ以外の業務がギュぎゅっと増えてしまうこの時期。
(こんなんでも一応チーフという立場なんですよ●サギよねホントにね●●)
やっとこさ落ち着いたかな?ということで、息つく暇もなく新年度ですね。
ただ、来年度 我が部署には新人職員は入らないので昨年よりはまだ気楽かな、と。

気付けば今年に入りだいぶブログの更新率が低下しておりました。
体調を崩していたというのも大きな要因ではあるんですけどもね…
他推しにうつつを抜かしていた、という噂もあるとかないとか●爆

とりあえず、今年の「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」の目標は200曲なので、
追い付け追い越せ?でまた細々と書いていきたいと思います。

いや実は今日の1曲は本当は2月中に書きたかったものなんですけどもね…
もう春だぜ???
でも何とか3月中に滑り込ませることができてよかったです。苦笑

ということで、本日の1曲は、、、





『STRIPE!』
 作詞作曲編曲:槇原敬之

1998年11月26日に発売された21枚目のシングル曲です。
その後は、翌年1999年7月7日発売の9枚目のアルバム「Cicada」にも収録されています。
先ほど本当は2月中に書きたかった、と書きましたがその理由としては
この曲は当時スキーをテーマにしたアルペンのCMソングに使用されていました。




そう… めっちゃ




もう ”ういんたーそんぐ” バリバリなんですよね。



この頃まだ8cmシングル時代ですので、長細い形です。笑
フリスクのパッケージをパロっております。
白地に爽やかな水色の文字が印象的なジャケットです。。。
アルペンのCMソングでしたが、
MVはマキハラ先生がピアノをひたすら弾いて歌っているというもの。
しかも、ピアノが増殖をしていく形だったかと思います(言い方な●)
あ、全然曲紹介とはあまり関係ないのですが、


私、マキハラ先生の ”肩をすくめながらピアノを弾く姿” に心臓持っていかれます。


これ分かる方いらっしゃいますかね?
特に右肩が内側に入るところが好きなんざんす。
なので右手で旋律を弾いている姿に思わず萌えるのです。

若者言葉やオタク言葉なんていうものは時代と共に変化していきますよね。
どうやら今は「きゅんきゅん」とは表現しないらしい、というのを聞きました。


きゅんきゅん→トゥンク…


らしいです。
少女漫画のアレですよアレ。笑
主人公の女子が今まで何とも思っていなかった男子の意外な一面を見て鳴る効果音ですよ。爆
なので、、、
私はマキハラ先生のピアノ姿の右肩の内側すくみにトゥンク…

雑談は以上です。爆


すみません、完全にどこか飛んでいました(だが重要である●爆)




話戻しまして。
もうこの曲を一言で表すならば…



爽やかさと神歌詞を併せ持った奇跡の一曲



決して大げさではないのよ…(真実です●)
もう本当にメロディとアレンジが「爽やか!!」ヤバいくらい爽やかなんです(語彙力●)

爽快ささえも感じてしまう→故にフリスクをパロったのでしょうかね???

私、この頃ちょうど浪人生で、
その当時放送していたマキハラ先生の日曜昼のラジオで、

「みんな、こういう曲大好きでしょ?」

って、初オンエアの時に我々マニアをだいぶ煽っていた、と記憶しております(違う●)
「ホラホラみんなが大好きそうな曲を作ったよ~」的な…
それを下宿先の机の上で聴きながら勉強していたなぁ、と今ふと思い出しました。
なぜか鮮明に覚えているその情景…なぜだろう?という感じですが。



ということで、いつものように歌詞を引用させていただきます(悪びれもせず●)



いつもは気にしない 遠くの町の天気予想
街頭のテレビの前で 立ち止まって見ている
「絶好の一日でしょう」 その言葉を聞いた瞬間
僕の周りの温度が 少しだけ下がった

ストックをさして 吸い込んだ息で 毎年目を覚ます

青い空と白い雪の ストライプの布を
神様が目の前で広げたら
今年の僕に一番似合う冬を作るために
エッジをきかせて切り取っていく



うまくいかなくて 座り込んでばかりいて
ウェアのすそに作ってた つららももうないよ
わざと全部忘れてきた めんどうなこともきっと
諦めさえしなければ こんなふうになくなるだろ

どんなにうまくなっても 転んだ時は 昔の顔で笑える

青い空と白い雪のストライプの大きな布を
神様が目の前で広げたら
今年の僕に一番似合う 冬を作るために
シュプールのステッチをとって行く



立ち止まって見上げた 自分の針目を
粉雪のアイロンが 滑っていく

青い空と白い雪の ストライプの大きな布を
神様が目の前で広げたら
今年の僕に一番似合う 冬を作るために
エッジをきかせて切り取っていく



全歌詞引用させていただきました…



さて…もはや言わずもがなですが、天才なので言いますね。


タイトルの「STRIPE」から、
スキー場の頂上から見下ろした白銀の世界を、
雪の白と、空の青さの色で「ストライプ」と見立てているんですよ…?


え…待ってまって





天才なの???
(知ってたけどな!!●)





ストライプって私の中では縞々の認識なんですけど、合っていますか?
サビ部分、

青い空と白い雪→ストライプの布



広大な自然の情景自体を、
神様からの目線で、それを「布」と例えているんですよ???




え…待って待って 怖い怖い




なにその感性、、、
天才なの?(2回目●)



ちょっと落ち着いていきますね。

これ、1コーラス目AメロBメロ時点では、
まだ主人公僕はスキー場にはおらず、、、
街頭のテレビの前にいるんですよね?天気予想でこれから行くスキー場へ思いを馳せる。

この場面も、素晴らしい情景描写というか流れというか…
そして主人公僕の思考が、

そこから一気にサビ部分でスキー場にトリップしたようなアレンジで。
映像であれば、
完全に僕の顔が徐々にupになっていって…
それでサビの部分で一気にスキー場の景色にカメラが切り替わるイメージでしょうか。


このサビに入る前の転調がたまらなく良い仕事をしているのですよね…
槇原敬之マジで転調のお化けだからホント怖い怖い。
一気に僕が覚醒したような感じですよね。


それでサビ部分ですよ、先ほども書きましたが…


青い空と白い雪の広大な大地を大きな布に見立てて、
それを神様が切り取っていく、という表現を

エッジをきかせて

↑↑↑
しっかり用語を使っているところもニクいし、
スキーで滑った後の軌跡を切り取っていく、ということに掛けているわけですよね。


もうホントどうにかしてほしいこの感性。怒
アルペンのCMソングありきで作製されたかもしれませんが、
それにしたってスポンサーの望む以上の仕上がりじゃないですかね?


ホント何度も書きますけども、
青い空と白い雪の大地をストライプの大きな布に例えるなんて…




槇原敬之にしか書けんわこの歌詞は




どうやったらそんなこと思いつくんだろな?覗いてみたいけど。
私は雪国出身ではありますが、ウインタースポーツ全般的に苦手、というか嫌いです。
実はスキーは学生の時のスキー合宿で行ったきりの、1度の経験しかないです。

もうこの曲のような余裕はなかったし、
そもそも頂上まで登って下を見下ろすだけで足がすくんでしまう人間です。


「青い空と白い雪!!わぉー!!これぞストライプーーー!!!」


なんて、、、到底無理です●苦笑


マキハラ先生、スキーはきっとお上手なんでしょうよ。
じゃないとこの奇跡の歌詞は説明がつかんのよ…ってくらい神歌詞よ!!



さらに2コーラスのサビ後半では、



シュプールのステッチをとって行く



シュプール=スキーで滑った跡のことですよね?
ステッチ=刺繍、編み物などの針目


自分の滑った跡が、大きく広げた布に刺繍をしていくようだ、と表現しております。
さらに、そこからのCメロ。


立ち止まって見上げた 自分の針目を
粉雪のアイロンが 滑っていく


マジで待って待って…



粉雪のアイロン、、、ですよ?



とんでもないなっ!!
頭抱えてしまうわその感性と表現力に!!



秀逸に比喩しながらも、
しっかりとその情景も思い浮かばせるところとか、天才以外の何ものでもないぞ。


この曲中に「神様」の表現登場しますけども、


え?・・・
アナタが神様なんじゃないの???


って、本気で思ってしまうけどどうだろうか?



ここまで秀逸な歌詞、さらに爽やかなメロディに
CMスポンサーであるアルペン様は大変ご満足だったことでしょう…
これだけ顧客のニードを具現化した(表現●)曲はないですよ…




この曲は、このサビ部分の神歌詞と、
終始爽やかさを纏っておりまして、忘れそうになってしまいますが、、、


2コーラスのBメロなんかは「THE 槇原敬之」なんですよね。
ちょっとの哀愁が顔を出しながらも、今も忘れていない想いも表現している。

マキハラ先生さすがです!!



そして、何回聴いても最高にエグいサビの転調、、、めっちゃ好き!!
これ、サビ直前部分だけではなくて、
サビに入ってから4段階くらいで転調していませんか?どうですか?
神ですか?天才なんですね本当に…恐ろしいです●●⚫



さぁ!この曲を聴いてゲレンデに行きましょう!!(しーずんおふ…●爆)




Commented by あーる at 2024-03-15 00:09 x
この曲、冬、なんですよねぇ…。
Cicadaに収録されてるのに、冬、なんですよねぇ。
それだけがどうしても解せない。
以前どこかでレコード会社(ソニーミュージック?)の意向で期間中出したシングルは全て収録することになっていた、と聴きましたが…。
究極の一枚、と思っている夏のアルバムになぜこの曲が…?

と散々悩んだ挙げ句、自分なりにこじつけた結論が「青と白のストライプだから」でした。
曲の中では「青い空と白い雪」の歌詞で青白のストライプをイメージさせていますが、そのイメージを転用して夏の青白ストライプ「青い空、白い入道雲、青い海、白い砂浜」に繋げているんじゃないか、ともうそう勝手に思い込むことにしました笑

なのでランダム再生などでこの曲単体で聴くときはスキー場の曲として聴きますが、アルバムで聴くときは勝手に海水浴場をイメージして聴いてます。
Commented by momost9520 at 2024-03-18 15:14
> あーるさん
たくさんのコメントありがとうございました!!
この「STRIPE!」だけ確かに異色ですが、
シングルの発売時期もあって、あんまり深く考えておりませんでした。苦笑
しかもジメッとした「青春」の後というのもまたいいですよね^^

あーるさんのこじつけ理論、そういうの好きです。笑
アルバムで聴く際の「海水浴場」のイメージ、、、言われてみれば…爆
あまり考えていなかった自分に反省です。
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by momost9520 | 2023-03-26 15:26 | 槇原敬之のこの曲を聴いてくれ | Comments(2)

日記というより月記状態ではありますが、ただ日々感じることをつらつらと綴っております。もはや誰のファンなんですか?と忘れられがちですが槇原敬之さんを愛してやまないアラフォー主婦(腐)の戯言です・・・


by たんぽぽ毛
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