新型コロナウィルスの影響で、
学校がお休みとなっていたり、大人の人々も
お休みの日は外に出歩けなかったりと…今日本中にストレスが溢れているらしいです。
私はお休みの日は、
ひたすら家にいることが好きな「インドア」な人間なもので、
逆にこの状況は
「家に引きこもっていても誰にも文句を言われない」という点では
不謹慎ではありますが、大変喜ばしいのであります。。。
普段は仕事もしているため、たまの休みくらいはずーっとひたすら寝ていたい。
そしてゴロゴロしながら本を読んだり、DVDを観たりしたい。。。
おそらくほっとくと、永遠に家の中にいますからワタクシ。
特に結婚してからはこれが悪化したような感じです。
20代の独身時代等は、毎週のようにどこかへ出歩いていたものです(おひとり様です)
何はともあれ、「新型コロナウィルス」は早いとこ終息していただきたいものです。
そして、私個人的な趣味で始めました「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」ですが。。。
本日の1曲は『素直』です。。。
1997年7月30日に発売された、通算17枚目のシングル。
その後同年11月に発売となる、
私が世界一大好きなアルバム
「Such a Lovely Place」にアルバムバージョンでも収録されています。
清水翔太さんや柴咲コウさん等が、後々カバーしていたりします。
2000年代に入ると、ココアのCMにも使用されたりしていたので、
ファンでなくとも聴いたことがある人々は多いのではないかと思われます。
この時代はまだ8cmシングル時代ですゆえ。
今の若い世代には「8cmシングル」という単語は「???」なんでしょうか。
この曲のジャケットは、坊主頭のマキハラ先生がドーンだったはず。
結構な衝撃を受けた記憶が残っております。
当時私は高校生だったかと思いますが、まだまだ修行が足りませんでしたね。
あの頃の私に伝えてあげたい、、、
「その坊主頭でビビッているようじゃ、23年後の仙人マッキーに立ち向かえぬぞ●」と●●●
まぁ、現状の仙人様マッキーも、いきなりあの風貌ではなくて、
徐々にという経緯があった上なので、ファン改めマニアな人々は何っも驚きませんがね。
勝手に世間一般の人々が勝手に久しぶりにマキハラ先生を見て
「何だこの姿は…」
と、驚いているだけにすぎないですので●
そうです、ジャケットにも驚きですが、
PVではその坊主頭で白い熊を持ちながらひたすら歌っております。
あまりにも似つかわしくな、、、もとい、ギャップがあって斬新な演出でしたね⚫️
シングルバージョンは、マキハラ先生にとっては大変珍しい「ピアノ弾き語り」バージョンです。
その後のアルバムバージョンでは、ギターも少し加わり?で、深みが出ています。
この曲の歌詞の中にはタイトルの「素直」という単語は入っておりません。
相手の声に耳を傾けることの大切さ。
自分よがりとなっていた僕の気付き。
そのことに気付いた僕が君に「ごめん」ではなくて「ありがとう」と伝えることの大切さ。
もうこれからは我慢なんてさせないから、、、という。
もうね、、、全編を通して ひたすら優しい 歌詞です。これに尽きる。
その中でも、私が一番好きな部分がありまして、
2コーラス目Aメロ
ポケットに手を入れながら 歩く癖の訳は
いっぱい詰め込んだ気持ちを こぼさないように
↑↑↑
最高じゃないですか?
「ポケットに手を入れる」何気ない日常の動作ですが、
それに対して、「特別な意味」を持たせ、尚且つ擬人化。。。
いや、さすがだわマキハラ先生。
あくまでも、相手への敬意が伝わる歌詞と、
それにまさる強いメッセージが込められているようです。
最後の
今度また僕から先に 話し出したとしても
口を手でふさいで 君の言葉を逃がしてよ 言葉にならなくてもいいから
「君の言葉を逃がしてよ」という表現もものすごく好きですわー
「口を手でふさいで、君から話してよ」じゃなくて「逃がしてよ」ですからね。
非常に謙虚で、相手のことをとても大切に思っていることが伝わりますよね。
そして、全編を通して静かな曲調ですが、
マキハラ先生のそれはそれは優しい声が広がるのですよ。。。(べた褒め)
ここからは、若干マニアックですが。
この曲、何がいいって「槇原敬之の吸気音」ですよ。
吸気音というのは、その漢字の通り「息を吸う音」です。
バラード系の歌だと特に顕著ですが、その中でもこの「素直」は抜群(?)です!!
特に、アルバムバージョンよりシングルバージョンがおススメです!
あとは、マキハラ先生の声は若干鼻にかかったような感じがするのですが、
それもこの「素直」では顕著に表れているような気がします。
開鼻声まではいかないけど、、、軟口蓋の動きが鈍いのか、それともわざとその歌い方なのか。
なので、鼻音である「マ行」「ナ行」の音に注目すると、また違った楽しみ方があるかと…
後半は、職業柄ワタクシの個人的なマニアックさを露呈した感じとなりましたが、
この曲自体は本当に本当に素晴らしいです。
私も大好きな曲です。
マキハラ先生の優しさ爆発全開(?)の1曲となっております。
そして、改めてシンプルながらも歌詞の重みと表現力や発想力の秀逸さ。
唸るしかない。。。