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●●●綿帽子の手帖へようこそ●●●


こんにちは。
このような辺境ブログを見つけてくださり、大変感謝申し上げます。


シンガーソングライター槇原敬之さんを
愛してやまないワタクシたんぽぽ毛と申します。
日々の出来事やマキハラさん関連のブログを綴り続け早19年目。
2020年の2度目の逮捕(涙)からは、
槇原敬之氏の世界観をひたすら愛でる、
というコンセプトの元
「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」を細々と書き綴っております。
徐々に曲数が増えてきたため、分かりやすく且つリンクしやすいように表紙としてまとめました。

また、その他カテゴリもありますので、お時間あれば暇つぶしに読んでいただけたら幸いです。
とても喜びます、私がwww
さらに、コメント等いただけた日には泣いてしまいます、私がwww

槇原敬之氏を愛す全てのマニア様へ贈ります。
(やや偏向思考強く、変態記事もあります故、自己責任でお願い致します●)



【槇原敬之のこの曲を聴いてくれ】
 (曲名からその記事へリンクできるようになっております、目指せ全曲紹介!!)


※その前に、だいぶ気になる著作権問題に関して

一応、アルバム発売順に並べてあります。
シングル曲に関しては、その後アルバムに収録されているものは含めていません。
記事毎に随時更新していく予定です。


【アルバム】

1st『君が笑うとき君の胸が痛まないように』(1990年10月25日発売)

1 ANSWER
5 桜坂
7 NG
8 FISH
10 北風


2nd『君は誰と幸せなあくびをしますか。』(1991年9月25日発売)

1 どんなときも。(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
3 AFTER GLOW
10 僕は大丈夫


3rd『君は僕の宝物』(1992年6月25日発売)

1 INTRODUCTION
4 三人
8 涙のクリスマス
12 君は僕の宝物~REPRISE~


4th『SELF PORTRAIT』(1993年10月31日発売)

2 No.1
3 さみしいきもち
4 髪を切る日
6 彼女の恋人(アルバムヴァージョン)
9 MILK
10 ズル休み


5th『PHARMACY』(1994年10月25日発売)

1 INVITATION(インストゥルメンタル・ヴァージョン)
3 DARLING
4 2つの願い(VERSION Ⅱ)
5 LONESOME COWBOY
7 SPY
9 OCTAVERS
11 恋はめんどくさい?



6thver.1.0E LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY
(全曲英語詞によるアルバムのため割愛させていただきます●私は英語の偏差値底辺レベルです)



7th『UNDEWEAR(1996年10月25日発売)

1 男はつらいっすねぇ
4 君の自転車
5 うん
6 I need you. (ALBUM VERSION)
10 PAIN



8th『Such a Lovely Place(1997年11月27日発売)

6 素直 ~Album Version~
7 情熱 ~Album Version~
8 印度式
10 足音


9th『Cicada(1999年7月7日発売)

1 ~introduction for Cicada~
2 pool
4 HAPPY DANCE ~Album Version~
6 青春
10 BLIND


10th『太陽(2000年11月29日発売)

1 彗星
2 キミノイイトコロ
4 濡れひよこ
5 I ask.
6 WILD RABBITS


11th『Home Sweet Home(2001年11月21日発売)

3 
4 ファミレス
6 Are You OK?
7 天国と地獄へのエレベーター
10 君が教えてくれるもの
11 Home Sweet Home


12th『本日ハ晴天ナリ(2002年11月7日発売)

1 AMAZING GRACE
2 Wow
4 縁
6 君の声を待つ夜
7 これはただの例え話じゃない
8 さよなら小さな街
10 雨ニモ負ケズ(Album Version)
11 本日ハ晴天ナリ
12 Turtle Walk (Album Version)



13th『EXPLORER(2004年8月11日発売)

3 Tag Team
4 武士は食わねど高楊枝
5 Happy Ending
7 とりあえず何か食べよう
8 ハトマメ~Say Hello To The World~
9 The Fog
10 世界に一つだけの花
11 Boy, I'm gonna try so hard


14th『LIFE IN DOWNTOWN(2006年2月22日発売)

2 Naked
3 ほんの少しだけ feat.KURO from HOME MADE家族
4 星の光
6 月の石
7 親指を隠さずに
8 店じまい
10 チキンライス
12 ココロノコンパス(Album Version)
13 遠く遠く~’06ヴァージョン
14 WHAT A WONDERFUL WORLD


15th『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。(2007年11月7日発売)

1 introduction
5 カイト
8 赤いマフラー
11 五つの文字


16th『Personal Soundtracks(2008年11月19日発売)

2 幸せはタイヤを穿いてやってくる
3 Chocolats et Sweets
8 Hey...



17th『不安の中に手をつっ込んで(2010年6月30日発売)

6 YOU GOTTA BE
8 ムゲンノカナタヘ ~To infinity and beyond~
10 おさらばだ


18th『Heart to Heart(2011年7月27日発売)

2 Jewel In Our Hearts(Japanese Ver.)
3 犬はアイスが大好きだ
7 White Lie
8 風は名前を名乗らずに
11 今日の終わりにありがとうを数えよう



19th『Dawn Over the Clover Field(2012年12月19日発売)

3 ゼイタク(Album Ver.)
6 恋する心達のために(Album Ver.)
7 Curtain Call
8 まったくどうにもまいっちゃうぜ
9 四つ葉のクローバー(Album Ver.)
11 Boys & Girls !



20th『Lovable People(2015年2月11日発売)

1 Theme for Lovable People
7 新しいドア
8 Once Upon A Long Ago
9 言わせて下さい
10 Fall
11 Elderflower Cordial
13 Alone



21th『Believer(2016年12月14日発売)

1 Introduction ~Believer’s Theme~
2 一歩一会(Renewed)
4 Souvenir ~思い出~
6 テレビでも見ようよ
7 5minutes (Renewed)
9 A HAPPY NEW YEAR
11 理由
12 超えろ。(Renewed)



22th『Design & Reason(2019年2月13日発売)

7 微妙なお年頃
9 記憶(Album Ver.)


23th 『宜候』(2021年10月27日発売)

1 introduction~東京の蕾~
3 悶絶
4 悲しみは悲しみのままで
5 特別な夜
6 わさび
7 なんかおりますの
8 Counting Blessing
10 好きなものに変えるだけ
11 HOME


セルフカバー 『Bespoke』(2022年3月2日発売)

1 約束の場所
2 かみさまでもえらべない。
3 着メロ
4 イカ大王体操第2
5 悲しみの帳
6 THE CODE ~暗号~
9 一番初めての恋人
10 チキンライス 2020ver.
11 Love & Peace Inside?





●勝利の笑顔(「冬がはじまるよ」1991年11月10日)
夏のスピード(「もう恋なんてしない」1992年5月25日)
CLASS OF 89(「彼女の恋人」1993年4月25日)
Red Nose Reindeer(「雪に願いを」1993年11月28日)
キミノテノヒラ(「SPY」1994年8月25日)
●まだ生きてるよ(1996年11月18日)
●Good Morning(2003年6月25日)
スポンジ(「明けない夜が来ることはない」2005年5月18日)
Gazer(「ほんの少しだけ」2006年2月1日)
●お元気で!(「赤いマフラー」2007年12月12日)

初出がシングル曲で、その後オリジナルアルバム未収録曲(マキハラ先生の作詞で)は、
以前は9曲と書いていましたが、どうやら10曲だったようです。。。


【槇原敬之さん的コラム(のようなもの…)
日々感じていることに関して、マキハラ先生をネタに色々書いております。
お時間あり、興味があればどうぞ読んでやってください。。。







# by momost9520 | 2020-05-18 23:36 | ブログ紹介です | Comments(2)

現在、2024年3月17日の夜10時過ぎなんですが…
先ほどNHKの天気予報見たら、
明日の新潟と秋田は雪だるまが吹雪でヒドイことになっていた…

え…?まだ降るおつもりデスカ???

まぁ、でも年によっては4月に雪降ることもありますからねぇ、油断できぬ●
昨日と今日は気温が高かっただけに寒暖差にやられそうです。




昨日、3月16日。
ワタクシの愛してやまない槇原敬之氏に会いに、東京都は立川まで行ってきました。




そう…


行ってきたよーーーーーーーーーーっ!!(涙)
2年前の私ーーーー!!行ってきたよーーーー!!(涙)



あ、、、すみません発作が…
今、私の手元には
「TACHIKAWA STAGE GARDEN」でのマキハラ先生のライブチケットが2枚あって…
1枚は昨日しっかりもぎられたもの。
もう1枚は2年前もぎられることなかったもの。



そうです、いよいよスタートしました。

「Makihara Noriyuki Cocert 2024
 “TIME TRAVELING TOUR” 2nd Season ~Yesterday Once More~

日本語意訳)
槇原敬之氏の2024年のコンサート”時間旅行”ツアー 第2期!~愛しき過ぎし日々よもう一度~




その初日が昨日の立川公演でした。
そして、2年前の2022年5月14日に関しても、同じ場所でツアーが皮切りしておりました。
2年前は2度目のディープインパクト●後からの復活ライブということもあり…
今回のツアー開始とはまた少し意味合いが異なるものだったかもしれません。

そしてコロナ禍…

私は、その当時は職場の規制があり
「県外移動の際は届け出が必要」状態だったので泣く泣く諦めたのです。
結局、チケットはお譲りできず(というか譲りたくなかったんよ。涙)私の手元に残り今日まで。


2年前と同じ場所で今回のツアーが開幕致しました。




まぁ、コロナ禍明けとは言いましても
現在私の生息中の新潟県は「インフルエンザ警報」発令中らしい。
やはり当日まではどうなるか分からんからな?と思い、チケットも発券していませんでした。

確実に「行ける!」となったのは、16日当日ですので本当に嬉しかったです。
ちなみに、今年のマキハラ先生のツアー皮切りの40日前から某Twitter(X)上で

#槇原敬之のここがスゴイ

というタグにて、勝手に40日間毎日呟いておりました。
ある意味願掛けも兼ねましてね…前日の3月15日まで全61の呟き。
いつか、このブログでもまとめて書き出そうと思っております(自己満足極まりねぇな?●)

2年前のツアーの際は、
自分の中では「多分行けないんだろうなぁ…」って思いながら、
でも何とかそんな気持ちも誤魔化しつつ「行けるかもしれない?」っていう
たった数パーセントの望みを保ちながらのライブ前だったんです。
ただライブを楽しみにしているファンの皆さんの幸せそうな様子に心が日々疲弊していくばかり。

これはダメだな、ということでほぼSNS断ちしており、
マキハラ先生のライブを心待ちにする!というワクワクが全く味わえなかったんです。


結局、地元公演には行けましたが、
県外の3公演予定していたものは行けませんでした。
その中の一つが初日の立川公演だったわけです…


なので、私の中では2019年D&Rツアー以来のワクワク感の40日間でした。
過去の自分とも向き合いながらの40日間、
マキハラ先生のスゴイところを日々呟きながらボルテージを上げていました。
私的にはなかなか真面目(?)に呟いていたと思うので、
もしお時間あれば「#槇原敬之のここがスゴイ」でタグ検索していただければ
全ての呟きが流れてくると思います、、、(今さら宣伝しておく●)※後日全てup予定デス





おっと…自分語りは嫌われる、、、はい、承知しております●爆
(もうちょい許してクダサイ)


2022年の春先から夏にかけての自分自身の記事を読み返すと、
本当に暗くて暗くてね、、、
たまーに、心を律するために読み返したりしますけど…
我ながら頑張ってたよなぁ!って過去の自分を励ましたりなんかして。


ただ、その経験をしたことで、
たくさん得られたものもあったのも事実なので、今は良い思い出です…

…、と言えないところが性格極悪なワタクシたんぽぽ毛なんです●爆
まぁ、それだけ2022年のツアーはトラウマなんですよね。
復活ライブというおめでたい出来事が、
私の中では本心からお祝いできなかった、という懺悔の気持ちもあるわけです。



なので、今回のツアーではマキハラ先生を盛り上げたいなぁ、という一心でした。
まぁ、マキハラ先生なので私なんぞが盛り上げなくとも、
たくさんのマニア様達が盛り上げてくださっていたわけですが。苦笑
その一つの要因になれていたかは分かりませんが、自分なりにはやり切った40日間でした。



はいっ!
ジメジメした話はここで終わりにしましょう!!



冒頭に戻ります。




槇原敬之氏の2024年ツアー皮切りの
立川公演に行ってきたよーーー!!!の槇(巻)




毎回、ツアーが始まると問題となる「ネタバレ論争」です。
これって永遠に続くものだと思っています…苦笑
ただ、それこそ20年前のツアーとかはどうだっただろうか?とか…
SNSの時代ではなかったわけですよね?そもそもネタバレという概念も薄かったのでは?

情報化社会ですし、自分で取捨選択していかなければならない時代。
情報リテラシーという言葉もあったりしますし、自己責任では?
と、言われてしまえばそうなんですけどね、、、

でもどうしても抗えないものってあるじゃないですか…

私は、物語の結末から読んでラスト確認してその後安心して読む変態レベルな人間なもので、
基本的には「ネタバレ」は平気な部類なんですよ。
旦那にはよく「狂ってんな…呆」って言われますが、気にしないです。苦笑

ただ、世の中にはそうではない人間はごまんといる、ということも分かっているつもりです。
本日は「ネタバレ論争」に焦点を置きたかったわけではないので、
簡潔に言いますと、、、


本日このブログ記事内では「ネタバレ無し」でいくつもりです。
なので、何か槇原敬之氏の情報を求めて奇特にもこのブログに辿り着いた方々、、、
たぶん、有益情報はありません。爆
そして、いつも読んでくださっている貴重な読者様、安心してクダサイ、ネタバレ無しです。

※なので、もしコメントいただけるようならばコメントでもネタバレ無しでお願い致します。


ネタバレ論争に関しては、何か長くなりそうなので記事書けそうですね、いつか書こう…





そして、最初に書きますが、
昨日のライブのネタバレも無く、槇原敬之氏の有益情報も無い、、、




え?アンタ一体何書くつもり???




って、思いませんか?はい、私もそう思います。
果たしてネタバレ無しでどこまで書けるのか?限界にチャレンジです。

前回ツアーにて地元の新潟公演に参加できた時、
あまりの嬉しさと感謝で綴った記事がこちらです。。。


この時は、曲ネタバレはしておりませんが、衣装やMC等は少し書かせていただきました。


そうなんです、、、どこまでがネタバレか?ってところなんですよね。
ネタバレではい!これ!だとストレートですけども、
匂わせ的な高等技術で襲ってくるヤツもいますしねぇ?


ただ、、、MCって生ものだったりするので、、、特にご当地トーク的なもの。
基本のベースにあるMCというのがあると思いますが、
それに毎回マキハラ先生は色々と内容を膨らませながらお話されると思うのです。
おそらく、ローカルトーク的な、、、


なので、その土地でしか恐らく話さなかっただろう、
という内容は逆に知りたいマニア様もいるのではないか?なんて思ったりします。



難しいですよね、ネタバレの線引き
まぁ、本日ネタバレ無し、とは言いつつも心配な方は自衛していただければと思います。





ということで、やっとこさ本題です(ここまでが長いのよ●)




先ほどからずっと書いていますが、
2024年槇原敬之のツアーがついに開幕したよーーー!!!

こりゃ千秋楽の7月までは祭りが続きますな!

旧Twitter(X)上では、
ネタバレに配慮したマキ沼のマニア様達の素晴らしきポストがたくさん流れていますね。
うん、なので毎度書いている気がしますが、
槇原敬之氏の有益情報をお求めならばXをオススメするんですよ。
こんなブログ読んでる場合じゃないんですよ、早く戻ってください。笑

ただ、ちょっと箸休め的な存在でよいので、
たまには味変したいという方がいたらどうぞお付き合いいただければ、と思います。





昨日は、珍しく朝からこちら新潟県も晴天だったわけです。
いつも関東近郊に遠征する際は、
必ず服装を間違える、というお約束案件があるのですが…

昨日は奇跡的に大丈夫だったんです、ただ気温は新潟に比べると5℃近く高かったよう。


私の今回のアウターはトレンチコートでした(ベージュ)

ほんの前日までダウンコートにムートンブーツ履いていたんですけどね。
この気候の落差についていけませんよね。
ただ、昨日の新潟は違ったんです、
県をあげてマキハラ先生を祝っていたんでしょう(真顔●キリッ)

だいたい、新幹線乗車して、越後湯沢駅あたりまではどんよりな新潟県なんですよ。
そして山越えして群馬県に入ると眩しすぎる太陽のせいで新潟県民は溶けるんです。
でも、昨日はそれがなかった!めずらしいこともあるもんだ!!


新幹線に乗り込み気付いたのです…





イヤホン忘れた、、、(爆)





致命的じゃないですか?コレ。
これから推しのライブに参加するのにイヤホン忘れてくるという失態。
ライブに行く道中も推しの曲達を聴きながらボルテージ上げる、的なものができない!!

あぁ、何てことだ…
そしてさらに気付きます。





オペラグラスも忘れた、、、(爆死)





私的には、こちらの方のダメージがデカい。

マジで頭抱えました。
ワタクシの今回のライブ参加の裏ミッションとして掲げたことがありまして…




①槇原敬之氏の「歌い出すと消える髭」の真相追及
②槇原敬之氏の腕のスジを観察/研究(人はそれを舐めまわす…と呼ぶ)
③槇原敬之氏の表情変化を逃したくないっ!!




以上の3点を掲げております。
あ、ちょっと何言ってるか分からない方もいるかと思うんですけどね…
それは後々話しますね。


そうなんです、双眼鏡忘れちゃったら、
今回の私の席からではこの裏ミッション3つはほぼ達成できぬ!!(爆)
(アンタ、何しにライブ行ってんだ?ってお叱りの声が聞こえてきますね…)



ただ、よく考えたらこれから私が向かう場所は大都会東京。
東京には無いものはないハズだ!という古(いにしえ)から伝えられております。


無いなら買っちゃえばいいんだよ


ということで、東京駅に到着後、
マキ友様が働いているお店に突撃する、という迷惑行為をした後に
家電の街、秋葉原へ向かいました。


大変時間のロスでしたが、致し方ない。
忘れてしまった私の不徳の致すところ、、、そして無駄な出費●ガーン



ただ、、、元々持っていたオペラグラス、確か3.000円くらいで購入したんです。
今回は倍くらいの値段のちょっとイイやつ買っちゃいました(旦那には内緒デスヨ●)
でも、クレジット決済してしまったからバレるのは時間の問題なのさ。

もっとお金を出せばすごいのもあったりしたので、ホントぴんきりですよね。
私が挙動不審な動きをしていたのがバレたのか、店員さんが近寄ってきてくれまして。
10倍だと、逆にボケてしまうことも多いので8倍がオススメです、とのこと。


8倍レンズのやつを買いました。
色も真っ赤で結構気に入っています。



まさかあの店員さん、
私がこの双眼鏡で推しの顔面を見るのではなくて
「腕のスジ」を見ようとしているなんて微塵も思っていないだろうな…フフ


と言うことで、無事に双眼鏡をゲットしたのち、立川へ向かいました。
ただ、立川駅前に「ヤマダ電機」があったので、そこで買えたわー!って思いました。
まぁ、いいんです、歩数も稼げたしね。
ちなみに、昨日1日のワタクシの歩数計3万歩超えておりました、、、爆

どうやらライブ中に揺れていたのも換算されていたようです。苦笑

JR中央線って、いいですよね、、、
途中、新宿もあるし(CITY HUNTERヲタクだからね)
何より、むかーし高校3年生の頃、東京女子大学というところを受験したことがあって。
その時に、三鷹駅で母とホテルに泊まったんですけど、
人生で初めて「焼肉屋」に入って、田舎者の私と母は勝手が分からず
ただただあわあわしていて、ほぼ肉を食えなかった、という苦い思い出があるのです。

JR三鷹駅内にあった焼肉屋さん、まだあるのかしら?
さすがにもうないよなぁ、なんて思いながら通過しました、、、そんな私も40を過ぎてしまった。
あの頃の母の年齢くらいになっているけど、何も大人じゃないんだよなぁ…
高校生の頃って、大人の人がすごく大人に見えていたけど…
見えていただけで、本当に自分は何も変わらないなぁ、などと懐かしみながら。




そこでハッと気づく…





こ、これこそ Yesterday Once More 、 、、




遠く過ぎし日々よもう一度、、、
人間一人一人にその歴史があって、、、
そしてその歴史の中には、
もちろん「槇原敬之氏の曲と共に」というものも多く含まれている。



マッキー!!これだねっ!!



ということで、立川へ向かう電車の中(主に三鷹付近)で、号泣してしまうという。
これ、イヤホン忘れて逆によかったのかもしれません、昨日の私は。
あの状況で、イヤホンからマキハラ先生の声が流れていたら、
号泣どころの騒ぎじゃなかったかもしらん、嗚咽だなたぶん。



そうなんよ、これなんだ!と
今さらながら感じた次第で、マニアの皆様には大変大変申し訳ないのですが。
私は基本的には、槇原敬之氏の関する情報弱者なんですが…
受身的というか、お友達から「お知らせ来てますよ」と教えられることが多い。
自分から情報取りに行けよ、と思われるかもしれませんが、その辺がいびつというか歪んでるのか。


今回のツアーに込めた想い、願い、祈りなどは、
恐らくこれまで色々な場面で話されていると思うのです。
(ラジオも今年に入りほぼ聴けていないからな、あ、”ちぇりー”は聴いたよ!爆)
そんな中で、


自分の歌がきっかけで、あの頃を思い出して欲しいというマキハラ先生の想い。
このツアーのサブタイトルに託された想いというものが、
直前になってぶわぁ~っっと込み上げてきましてね…

マジおめぇ、今さらかよ●って呆れてください…(泣)






そして、さらに期待値が爆上がりするという奇跡の現象が起きたのです。。。

元々、「今回のツアーでは90年代縛り」というのは明言されておりましたよね。
私は半信半疑だったんですけどね。


私は、70年代最後の生まれの 1979年ヒツジ女 なんです。
マキハラ先生がデビューした1990年は11歳、小学5年生でした。
ただ、私がマキハラ先生を知ったのは1991年なので、1年遅れではありました。
そして1999年は20歳の歳になります。

ちょうど10代を1990年代で過ごした世代なんです。。。

小学校→中学校→高校→(浪人)→大学

と、めまぐるしく環境が変わる時期。
そして、同時に心と身体の成長も著しい多感な時期が1990年代でした。
恐らく私と同様のマニア様多数と思いますが、、、


そんな時期にね?
槇原敬之の曲達を浴びるように聴いてきたんですよ?

以前の記事で
「私は90年代の曲だったら完璧です」みたいなこと書いた記憶がありますが…爆

いや、本当にウソ偽りなく「90年代の曲は完璧です」と自信を持って言えるくらいです。
完璧の基準って何だ?と聞かれると、分からんけども(おい●)
とりあえず、
90年代に発売された全ての曲はソラで歌えるし、何なら発売日も即答できる。
どのアルバムにどの曲が何番目に収録されているとかも即答ではないけど答えられます。
これ以外に完璧の基準があればどうだろ?ちょっと自信ないかもしれませんが。

90年代の私、今よりHENTAIだった説あるかもしれんが、純粋ゆえです。
今は不純物混ざりまくりだからダメなんだろうなって思います。


そうなんです、あの頃の清い心を取り戻せキャンペーンでもあるんですね?(違うか●)


いやしかし、マニアの皆様の中にも
あの頃から変わらず純粋にマキハラ先生を愛し続けている人もたくさんいるはず。
そんな乙女、少年だったあの頃のファンが30年近くの時を経て蘇るんですよね。



昨晩のライブは まさにそんな感じ(どんな感じ?)



昨晩あの会場にいた全ての人の思い出の中の槇原敬之が蘇る夜。





もう――――――――っ!!
泣くしかないでしょ?





私は会場は入った瞬間から泣いたよ。
いつものツアーの際も、開演前から感極まるけど、今回はそれの倍倍くらいヤバイ。
「ヤバイ」という言葉はあんまり使いたくないけど(いや多用してるぞお前●)、、、






ヤバイ…






本当にヤバイの、ホントに。
往年のファンの皆様、どうかセットリストは見ずに参加していただきたい。

そして、あの頃の自分自身と会える瞬間が何度も訪れると思うんですよ。

人間の記憶機能というのは、複雑なんですけども。。。
まずは「長期記憶」と「短期記憶」という大きく二つに分かれるんですよね。


そして「長期記憶」の中にも、「宣言的記憶」と「非宣言的記憶」に分けられます。
さらにさらに「宣言的記憶」の中に


エピソード記憶


というものがあるんです。もう一つは「意味記憶」。
ドラマとか漫画や小説などでよくありがちな設定「記憶喪失」ネタってあるじゃないですか。
あれはほとんどが「エピソード記憶」が失われた状態を言うと思います。

つまり、「エピソード記憶」というのは
”過去の自分自身の出来事や経験を記憶したり思い出したりする場合の記憶”なんです。
先に書いた「意味記憶」というのは簡単に言うと知識とかそういうものと同義になります。
不思議じゃないですか?
もし記憶機能が一つだったら、記憶喪失となった際には、
これまで話していた日本語や言葉の意味も失ってしまうことになるんですよ…
でも、そうはならないじゃないですか、意味記憶とエピソード記憶はまた別ものなんです。

そう、そのエピソード記憶、、、
言い換えれば、時間や場所、その時の感情が強く含まれる記憶です。


〇歳の頃、どこにいて、こんなことやってたよなぁ…
あ、あの時一緒にこの曲聴いたよなぁ…こんな気持ちだったよなぁ…


って、湯水のようにその思い出が蘇ってくるんです。
それが「槇原敬之の曲達と共に…」



そんな素敵なことってあるんか???



今回の、Yesterday Once More 考えた人、、、本当に天才と思う。
もちろん、マキハラ先生ですよね?




もう――――――――――っ!!
天才っ!!




何億回だって言いますよ、天才天才天才天才天才!!




私はちょうど多感な10代が90年代ドンピシャ世代ではあるんですが、
昨晩あの会場にいた皆様の年齢層は様々。
私より上の世代の人もいれば、同世代も、そして若い世代のマニア様も。

その一人一人が心の中に大切にしている槇原敬之がいるんだよな、
この曲を聴いていた頃を思い出し涙するマニア様多数、私の席の周りもすすり泣く声が。
私は、昨日は首からツアータオル下げていたのですが、大正解。
いや、バスタオルでもよかったか?ってくらい泣きました。



これから参加される皆様、



たぶん、、、
ハンカチじゃ面積足りんよ



悪い事言わないので、タオル首から下げた方がいいです。
ハッ!これが唯一の有益情報かもしれませんね!!(嬉しい)




記憶は、より強い感情と共に定着されると言われています。
あの頃、槇原敬之の曲を聴き、その世界観に触れた時に感じた想いは永遠ですよ。
いくつになったって、
マッキーの神曲と共に自分の歴史はあるわけだから、もう必然です。
その曲を聴いたことがトリガー(引き金)になって、
当時の思いや環境等、湧き上がってくるんですよね…


ちょっとまってくれ…


今回のツアー、だいぶ脳機能の賦活してんな?
ヤバいですよ、今回のツアーはよりマニアの脳機能にも良いことが証明されそうだぞ。爆


え?マッキー、もしかしてそれも狙ってた?
そうだったとしたら天才というか、神すぎるが、元々神だからどうしようかな…





以上が、私の昨晩のライブに参加しての感想になります。。。
(え?ネタバレしてないよね???爆)






はぁ~、この記事書きながら泣いています。
思い出し泣きです。
マジでマニアをどうしたいんだ?槇原敬之め…
あとは、このツアーのセットリストを提案した毛利さんの功績は大きすぎる。

神様仏様毛利様!!

毛利さんもマニア中のマキハラマニアだな?って思えるほどです。





ということで、ここまでだいぶ長くなってきたのでそろっと終わりますが。
肝心?の裏ミッションの話をしていなかったわね(私にとっちゃ本題レベル●)

3つの裏ミッションがありました。。。

①は「槇原敬之歌い出すと消えるその髭の真相がついに解明!!」(違う●)
前回のツアーもそうですしお髭を伸ばし始めてから思っていますが、
マキハラ先生お髭あるのに、歌い出すと「その髭が消える」んですよね?

これ、2年前にも言っていて、
意外にも私の他にも賛同してくださる人がいて嬉しかったのです。

マイクで物理的なものなのかもしれませんが、何か違うような…?
心理的なものなのか、マキハラ先生が魔法でも使って髭の出し入れしてんのか分からん。
ちなみに「髭の出し入れ」というパワーワードは私のマキ友さんが話しておりました。
マッキー、いつの間にそんな魔法使えるようになったん?爆

ただ、前回のツアーではそれ以上検証の術がなかったもので断念しましたが、
私は今回のツアー、予定ではあと3回ほど参加なので、さらなる真相解明に努めますっ!!
それにはどうか席近だとありがたいですが。

いや、例え一桁台でも私は双眼鏡でヒゲの出し入れをガン見する予定ですねん。


そして、②は「槇原敬之氏の腕のスジを拝みたい」です、、、
これに関しては、本当に双眼鏡を買ってよかったと心から思いました。

しっかりバッチリ腕のスジの観察が出来ました。。。
いや~、仕上がってるね、マッキーさん♪
前腕部のスジ、そしてそれに乗っかる筋肉くん達、、、

待ってたよぉ~~~って、垂涎必至でずっと覗いてました(変態だなオイ●)

そして、ついでにいうと私は手の甲のスジや骨も好きなんですよ。


もうね、腕のスジや手の骨等の話は、別口で記事を書かねばならんくらいですね(R18デスカ?)


ちなみに、オペラグラス越しに目はちゃんと合いますのでこれは何かおかしくなっているわけではございませぬ●
十分正気ですがナニカ?
当方2階席ほぼ後方列でしたがナニカ?
3階でも目、合いますからね?(曇りなき眼…)

グラス越しにニヤリとされた日にゃ昇天するが…ナニカ???爆



最後は、③は「槇原敬之氏のその愛くるしい表情変化で幸せMAX」状態。。。
これはもう言わずもがなですけどもね。

終始ニコニコニコニコニコニコニコニコ、、、

嬉しそうに歌うし話すし、、、時に噛むし(爆)

そんな姿を待ってたよ、って何度心の中で思ったことか(涙)


というかね、槇原敬之の笑顔にはだいぶ薬用効果ありそうですよ?
私、腰痛持ちなんですけどもね、昨晩も腰部にのロキソニンテープ貼っての参戦(満身創痍か…)
ですが、ライブが始まってしまえばそんなことはどこ吹く風。

え?痛くないけど???

まぁ、意識がマッキーに集中しているということもあってだと思いますけどね。




推しは健康増進にも一役買っている…(これオタクの世界共通語よな?)




どんどん推し活して健康的な身体になりたいものですね。


くり返すけども、
ライブ中の幸せそうなマキハラ先生を見るのが本当に幸せなんだよな。
特に、我々マニアは過去に色々あったマキハラ先生も知っているし…

一旦離れてしまった人もきっといるだろうし、
そのまま好きでい続ける人も多いだろうし、、、
完全に離れてしまった人もいるんだと思うのです。


でも槇原敬之自身が
「まだまだ歌う」と言ってくれている限りは、私は応援したいのよ。
頼むから、応援させてくれ、どうか頼みますって感じなんです。

90年代縛りのツアーということだから、
あの件で離れてしまったファンが戻ってきてくれる可能性もあるんですよね。


それだけ歌が持つパワーってスゴイんだと思うのです


あの頃の自分に一気に引き戻される感覚。
それが槇原敬之の実力であり、
ファンにとっては槇原敬之にしかできないのよ!!


昨日皮切りで、これから最後の千秋楽まで37公演。
各地で、膝から崩れ落ちる、いや、身体ごと倒れるのでは?な光景が見られるハズ。
そしてその光景を見ながら、ニコニコと笑顔の槇原敬之の花が咲き誇るんだわ。



そんな素敵な4カ月間が始まると思うと、、、楽しみでしかないのです。


どうかどうか、マキハラ先生含め、バンドメンバーの皆様、
そしてそれを支える舞台裏のクルーの皆様、最後まで健康で乗り切れますように。
各地で思い出と言う名の素敵な笑顔の花を咲かせて欲しいです。


私は次の参戦は、地元新潟の予定デス。
参加されるマニアの皆様、どうかよろしくお願い致します!!





# by momost9520 | 2024-03-17 22:53 | 槇原敬之さん的なコト | Comments(3)

#172 Merry-go-round


3月に突入。

今年は、我が職場も5年ぶりに送別会が開催されます。
元々「飲み会」というものがあまり好きではない私だったので、
コロナ禍で唯一良かったこととして挙げられるのはこちらの「飲み会」です。

うちの職場は病院、
しかも三次救急ということもありましてそれはそれは厳しく規制されておりました。
飲み会好きなスタッフなどは嘆いておりましたが、
私はそれを横目に内心では
「コロナ禍は早く終わって欲しいが飲み会文化は根絶してくれ」と願っておりました●
あ、気の合う仲間同士で飲むのは好きなんですよ(少人数に限るが●めんどくせぇ奴め)

それが分類も変更になりまして…
ついに戻ってまいりました、そう私の敵は「THE 職場の飲み会」!!
敵はかなり強いです、しかも5年ぶりですからね…一筋縄にはいきませぬ●
敵を知るなら味方から、、、と昔のエライ中国の人(孫子デスカ?)も言っております。。。



ということで、



幹事に立候補しました



職場の飲み会は大嫌いですが、
自分が幹事であればまた話は変わってきます。爆

しかもそれが3月15日なんですよねぇ。
幹事権限でその日はどうにか避けたいと奮起しておりましたが、
主賓の予定とか予約のお店の都合とかもろもろとやんごとなき事情により無理でした(泣)

15日はできれば早めにおフトゥンに入り、
翌日への英気を養いたいところでしたが無理でした(涙)

ただ、幹事になることで「職場の飲み会」に対する果てしないストレスは軽減されるため
これはプラマイゼロではないか?と考え方を変えてみました。苦笑



いや…おめぇどんだけコミュ糞なんだよ?!って思われているかもしれませんが、
そうです私はコミュ糞ですっ(キリッ)

※コミュ糞とは?
人とコミュニケーションを図ることが糞ほど下手くそ、苦手、あまり好きではない人間
(コミュニケーション障害とは異なりますゆえご注意ください…)

こんな私ですがSTやってます。爆(ウソだろ…●)



そうです、3月16日に
槇原敬之氏の2024年のツアーがいよいよ開幕となります(突然だな?!)
今回はタイムトラベリング シーズン2ということで、90年代の曲を中心にと明言されております。
そんなこと言いながら、半分くらいなんでしょ?と、
ちょっと疑っている自分がおりますが、今のところ予習はせずに挑む所存です。

ただ、できるだけ皮切りまでには90年代の曲解説を終わらせたいなぁ、
などというドデカい夢もあるわけです。
というわけで、本日もコツコツいきたいと思います!!



槇原敬之のこの曲を聴いてくれ!!
頼むから聴いてくれ!おねがいだよぉ~~~~!!







『Merry-go-round』
 作詞作曲編曲:槇原敬之


1998年11月26日に発売された21枚目のシングル「STRIPE!」のカップリング曲です。
出ました!90年代の槇原敬之のシングルB面はオリジナルアルバムに収録されないことが多い。
この曲も、翌年1999年発売の「Cicada」には未収録でございます。

ただ、、、
この10年後の2008年に日の目を見ることになりました(ヨカッタネ―――!)

2008年11月19日発売「Personal Soundtracks」’08バージョンとして収録されております!!
ただ、初回版限定だけだと思うので通常版を買うと入っていなかった???のかもしれん。
ていうか、このアルバムは初回版と通常版でジャケットの色が違うんですよね?
くそー、マキハラ先生商売上手め。。。
また神曲が埋もれてしまうところだったぜ、、、ふぅ、勘弁してくれ、もったいないお化け出るぜ●


前回の「1秒前の君にはもう2度と会えない」と同様、
歌い直しておりますマキハラ先生、、、98年の方が声が若いですね。。。
あとは、98年のオリジナルバージョンの方が色々と雄たけび?(何ていうのコレ)が多い。
歌詞に載らないような声のことです(分かりにくい●)
私はオリジナルバージョン史上主義(仮)な人間ですもので、98年版が好きです。
あとは90年代後半期のマキハラ先生の声がクソほど好きっていうね(言い方●)

どちらも、鐘の音が鳴り響いておりますよ…(はい、名曲決定)

そして、商業化されていないのであまり大きな声では言えませんが、
クリスマスMix バージョンも存在する1曲でございます。。。



季節はそろっと春(暦の上ではすでに春だが…)ですが、
めっちゃ「冬」!な本日の1曲、歌詞を引用させていただきます。






突然にもらった 休みをもてあます
僕をよそに溢れ返る 誰かを待つ人達
今年も街路樹に たくさんの星が
羽を休めに戻ってきて 冬を灯している

街はまるで回転木馬 めぐる景色の中に
その人を見つけた時のような
笑顔がそこらじゅうで 咲きはじめている

It's just like merry-go-round,merry-go-round.
いつか僕も
merry-go-round merry-go-round
少し笑っていた
忘れたつもりのない 忘れ物だった




出がけにのぞいた 郵便受けには
今年もあの人からの はがきが届いていた
去年よりもずっと 上手に書けてる
嫁ぎ先の名字が 僕を救ってくれる

まだ乗っていたい回転木馬
「もうそろそろ帰ろう」と
言ってくれる誰かがいることも
幸せだと本当は 気づいている

It's just like merry-go-round,merry-go-round.
誰とも変わらずに
merry-go-round merry-go-round
僕も年をとる
忘れたつもりのない 忘れ物だった




冬が降る 僕に降る


It's just like merry-go-round,merry-go-round.
いつか僕も
merry-go-round merry-go-round
誰かを見つけて
笑顔を花のように こぼしてみたい






何とも哀愁漂う、
でもキラキラとした冬の街の情景がすぐに浮かんでくる神歌詞!

この曲は、私の中では勝手に
「CLASS OF 89」のアンサーソングの立ち位置です。

あ!もちろん私が勝手に思っているだけですので異論受け付けます!!
というか、「CLASS OF 89」もシングルB面の神曲で
オリジナルアルバムには未収録曲ですからね?
シングルB面同志で内緒で勝手にアンサーソングで繋がってるって素敵じゃね?

…、という私も願望が強いのです。
「CLASS OF 89」は夏の情景でしたが、こちらの曲は冬の情景というものまた良い。



まず、1コーラスAメロ


今年も街路樹に 
たくさんの星が
羽を休めに戻ってきて 
冬を灯している







・・・?!








ナニゴト???!

い、一体何が起こったんだ???!ってくらい衝撃の歌詞。



恐らくクリスマスイルミネーションで光り輝いている街の街路樹。
その光を「星」と例え、
そしてそれだけでは終わらずその星を「冬の鳥」に例えているのですよね?

そ こ か ら の -----、、、



冬を灯している



ですって!!



え?天才ナノ???(知ってるけどさ●)



頭抱えるくらい神歌詞すぎないか???
毎年恒例となっている街路樹に灯される光のイルミネーション。
今年もこの季節がやってきた、という日常の情景を、
こんなにもキラキラとストーリー性の高い表現に変化させてしまうなんて。

光→星の光→冬の鳥→羽を休めに枝にとまっている→それが冬を灯している

この流れ、マジ天才、ホント天才、ていうか天才としか言えない、どうしようもない天才!!



急遽仕事が休みになった僕。。。
恐らくいつもは忙しくてそれどころではないようなことも、
少しの心の余裕を持っていつもの景色を眺めることができる。
忙しさに忘れているようなことを、ふと思い出す。

今、この曲の主人公僕の隣には相手はいない、、、
そしてこの曲では珍しく「僕」の相手の表現が「あの人」なんです。
「君」ではない「あの人」という表現に、
少し距離を感じるというか、一線を引いている印象も受けて、かなり好感度高いです。
もう自分のものではないということは分かっていても、
過去の曲達の中では「僕」「君」と表現することが圧倒的に多かったマキハラ先生です。

それがこの曲では「あの人」と表現されている。
同性っぽい印象や、少し年上なのかな?という印象や、
さらに相手がもう結婚している事実が分かっているため、一歩引いている感じ?の印象など。
色々と思うところはありますが、、、何かいいですよね。


そして1コーラスBメロ。

回転木馬=メリーゴーランド

キラキラと蠢く街の様子、
季節ごとに変化するその情景。
さらに時間帯でも人の様子は変化していきますよね。
一日のうちでも景色が朝と夜では全く異なったりしますもんね。

その様子を回転木馬に例え、
遊園地でメリーゴーランドに乗っている人達の笑顔と重ねているマキハラ氏。


いやもう天才すぎてさぁ…(ため息●)


そこからのサビ。
その景色を見ながらメリーゴーランドのようだと僕は少し笑う。



忘れたつもりのない忘れ物だった



これ、深すぎないですかね???


自分自身は決して忘れていたつもりはなかったもの。
でも忘れていたものがあった。。。

その頃は気付かなかった大切なものが今なら分かる、、、
少し成長した自分自身がいて。
そこからの2コーラスAメロなんですがこの演出がね…



僕は本日急遽お休みをもらったという事実がありますよね?
その休みをどうやって過ごそうか考えてとりあえず家を出る。
その出がけに届いていた「あの人からのハガキ」。。。

しかも、「今年も」とありますので、
おそらく別れてからは毎年届いているのだと予想されますよね。
毎年この時期になると届くハガキ、、、これは一体何を意味するのだろうか?
これを考え出してしまうと、軽く1シーズン過ぎ去ってしまいそうなので止めます。

時期的にはクリスマスカードか…誕生日カードか…
何となくですけども、クリスマスカード説が濃厚な感じがします(勝手に)


そして、そのハガキの差出人の「あの人」の名前は嫁ぎ先の名字。
しかも、去年よりも上手に書けていることに救われる僕。
「あの人」の今の生活が非常に安定して幸せであると想起させるような描写。
僕が心配する必要などないくらいに、、、ワガママな想いだけどそれはそれで安心する僕。




2コーラスBメロでは

メリーゴーランドにまだ乗っていたいと思うけど、
「そろそろ帰ろう」と言ってくれる誰かがいることが幸せなのだと僕は気付くわけです。



ずっと乗り続けているわけにはいかないわけです。
この回転木馬(メリーゴーランド)自体が最初から例えられているわけで。
楽しいことや嬉しいことばかりではなくて、
苦しくて悲しいことももちろんある日常の中で、
それでもイイトコロだけではなく、ダメなところやちゃんとしなきゃいけないところも
しっかりと注意してくれるような関係性を築けることが本当に大切なんだ、と教えてくれています。

そして、僕はそれに気づき、「あの人」に思いを馳せる。
ハガキの差出人である「あの人」とはそのような関係性を築けなかった僕なんでしょう。


時間経過の中で、過ぎ去っていく日々。
ただ、回転木馬(メリーゴーランド)って、
同じ場所をひたすらぐるぐる回っているものですよね?

きっと僕自身の気持ちもこの回転木馬に例えられているのですよね?
自分自身は何だかまだ前に進めていない(気持ちの面で)状態。
ぐるぐるもんもんとする気持ちを抱えて街に出た…

そこで街路樹のイルミネーションをバックに、
たくさんの人達が待ち人を待ちながら笑顔をほころばせている…


そんな情景を観ながら、僕は羨ましくもありセツナイ気持ちへ。
めっちゃ哀愁漂わせている僕ですが…


そしてCメロ!!


冬が降る 僕に降る


またまた天才。
このアレンジが少し静寂っぽさもあり、、、





あ・・・
降ってきた???





って、アレンジなんですよね。
あくまで私はそう思っているんですがどうですかね?



たった数秒で「雪降ってきた」と感じさせることのできる槇原敬之天才すぎてしんどいです。
(勘弁してクダサイ、どうしたらいいんですか)



そして大サビ。
いつか僕も誰かを見つけて「笑顔を花のようにこぼしてみたい」と思うのでした。
いやこの表現もさぁ…



この曲の哀愁さが爆発しているのは、
出がけに届いた「あの人」からのハガキ。。。
あの頃のままで気持ちが止まってしまっている僕の心が
少しずつ動き出していく、という再生の神曲ですね。
その原因となっているのが「あの人」であり、
でも心をまた動き出させる要因となったのも「あの人」だということですよね。
そして僕自身が気付いた「忘れたつもりのない忘れ物」について…

気持ちだけ立ち止まっていても、
変わらず時は流れ、平等に年を取って僕ら、、、前に進まないといけないという想い。



それを、回転木馬=メリーゴーランドに例える感性が天才すぎる。
街の人々の笑顔がぐるぐると移り変わり見ていて飽きない感じと、
自分自身の心が同じ場所でずっとぐるぐると回り漂っている感じを表現するなんて。





槇原敬之天才過ぎるのだが、
この神曲をオリジナルアルバム未収録にするとか狂気の沙汰だなっ!!





一体誰なんですか!!
この曲はオリジナルアルバムに収録しません!と決めた人は…
え?まさかのマッキー先生本人デスカ???●(そ、それならばしょうがない…)


ま、まぁ、いずれにしても、神曲なことには変わりないので、
まだ聴いたことのない非マキハラ派の人々は春が本格的に来る前に聴いてくださいっ!!










# by momost9520 | 2024-03-02 21:40 | 槇原敬之のこの曲を聴いてくれ | Comments(2)

2024年に入り、ブログの更新が順調ですねん。
もちろん順調というのは「週1回」ですがナニカ?●

昨年1年間で更新できた「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」は8件。
今年は本日で5件目ですっ!!
幸先よく飛ばしておりますが、この情熱がいつまで続くのだろうか、、、という。爆

2月も半ばを過ぎまして、
暗黒の1~3月期間も半分が終わったわけなんですが…

ここからなんだよなぁ。。。(涙

つい先日も、今年度中に提出しなければならない文書関連が1件増えたのです。
一つ終わったと思ったらまた次の問題が、、、
泣きたいですが、槇原敬之を糧に槇原敬之を噛みしめながら槇原敬之になって頑張ります(?)
ん?最後おかしなこと言っていますが気のせいですきっと。

SNSに関しては、自分自身が呟くのみなので盛り上がりのほどは分かりませんが、
そろっとツアー選曲予想なるものが出てくるんでしょうかな。
私は毎回ツアー前はあまり情報を入れないようにしておりますので、
何か見当違いのこと言っていても、生温かくスルーでお願い致します。。。



ということで、本日もお願いします。

「槇原敬之のこの曲を聴いてくれーーー!!」
頼むよ、お願いだから聴いてくれ!一回聴けば分かるから!ね?ね?お願い聴いてください。

おい、聴けと言っているだろうが、、、
大変大変!!
槇原敬之ガチ勢限界ヲタクが、過激派になってしまいそうな勢いですのでさっそく始めます●




『1秒前の君にはもう2度と会えない』
 
 作詞作曲編曲:槇原敬之

2001年4月25日に発売された23枚目のシングル「桃」のカップリング曲です。
その後、同年11月21日発売の11枚目のアルバム「Hom Sweet Home」には
アルバムバージョンとして収録されております。

ちなみにシングル「桃」は、
1回目のディープインパクト●後、初のシングルCDとなっております。
前年2000年11月にアルバム「太陽」にて復活をとげたマキハラ先生でしたが、
その時はほぼ本人様の映像や画像的なものは出なかった(歌詞カードにわずか程度)のに対し、
こちらのシングル「桃」はしっかりPVも作製されております、モヤがかかったあのPV。苦笑
しかも初回プレス版には6曲も収録されていますからね。
最近あまり聴かなくなった単語ですが「ミニアルバムかな?」って感じでした。苦笑

そしてそして、
ここ何件かの記事では「シングルバージョン」「アルバムバージョン」が存在する曲が続いておりますが
この曲もそうですし、私は「オリジナルバージョン至上主義」とか言っておりますが、
こちらの「1秒前の君にはもう2度と会えない」に関しては、、、


断然 アルバムバージョン が好みです(別に聞いてねーけどな●)


理由がちゃんとあります。
私、これまでも再三書いてきましたが、



槇原敬之氏の曲中に響き渡る 鐘の音 3度の飯より大好物



な、部族なんですよね(時に過激化するそうです●)


この「1秒前の君にはもう2度と会えない」に関しては、
シングルバージョンには鐘の音は入っておりません(たぶん)
そして、アルバムバージョンにはしっかり鐘の音が入るんですよね。



え?たんぽぽ毛さんそんなことで?



と、思われた通りすがりのそこのマキハラマニア様!
そうなんですよね、私にとってはそれくらい重要事項なのですよね(過激派だからね…爆)


ちなみに、過去にはこんなこともしております。。。(再放送●)

曲中に鐘の音が響く歌を集めて開催した「鐘の音選手権」です。
お時間あればどうぞ。


マキハラ先生のオリジナル楽曲は280曲近く存在しますが、
私が確認した中だとそのうちの50曲弱に鐘の音が響いております。
もう少し多いかな?と思ったりするので、
私が聞き逃しているだけかもしれませんが、実はそんなに多くはないということが分かりますね。



いやしかしね、マキハラ先生ね、
シングルで入っていなかった鐘の音をアルバムで入れてくるなんて…


そして、、、






歌い直していますね???






ですよね?ですよね?ですよね?(…圧)
これはかなりのレアケースなのではなかろうか?と思いますがどうですか?
だいたいシングルバージョンでもアルバムバージョンでも、
アレンジは変わるけど、歌い方まで変わるとかなかなかないですよね???


本日の「1秒前の君にはもう2度と会えない」のシングルバージョンはシンプルに、
そしてアルバムバージョンは、
その歌の世界観がより壮大かつドラマティックになっているかと…

鐘の音大好き過激派部族としてはそう感じてしまうのですよね。




ということで、ここでいつものように歌詞を引用させていただきます。






本当はね さっきまで
あの信号の陰から 交差点をわたる君を見てたんだ
喧嘩した君のこと 流れる人混みが
あっという間に 隠してしまったんだよ

見えなくなっただけ 探せば見つかるよ
そんなことを思いかけたとき
こんなあてのない事を平気で思う
自分勝手な僕に気付いたから

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ


長い間 一緒に過ごしているだけで
分かり合えたような気にもなるけれど
家族でも 友達でも 恋人同士でも
もともと人はそれぞれ違うのに

形のない想い振りかざしながら
正しいとか間違ってるとか
そんなあてのない事で言い争う内に
大事なことを無くすのはいやだから

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ



1秒前の君にさえ もう2度と会えない

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ






あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ~!!(うるさい●)





お気付きでしょうか?



この曲、、、
喧嘩をした恋人(おそらく)に謝ろうとする
僕のほんの数秒間の歌なんですよね。。。




マキハラ先生は、
何というか日常の何気ない場面のキリトリが天才的に神がかっていることで有名ですが、

恐らく恋人である君と喧嘩をしてしまった僕。
そんな君のことが気になって跡をつけていた僕。
目で追っていた僕が、
人混みの中に一瞬の間に君のことを見失ってしまった。


そこからの僕の想いがひたすら1曲で歌われております。。。


その場面の情景描写も相変わらず素晴らしいですし、
さらに、本当にそんなわずかなそれこそ1秒とかの「刹那」を表現している歌。





え?天才なの?(いつものやーつ●)






そんな刹那的な一瞬の感情を、
こんなドラマティックな神曲に仕上げるなんて神としか言えんだろ!!



サビ部分。

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ


この歌詞は1/2コーラス、さらに大サビで同様に繰り返されます。


つまり、マキハラ先生の言いたいこと200%詰まっている部分。
がっつりストレートに響く主人公僕の想い。



君のことを追っていたということは、
喧嘩してしまったことを後悔していて、
謝ろうと思っていたけどその機会を伺っていたことが想定されますよね。

でも一瞬で見失ってしまった、、、
そこから、永遠に君を失うことの恐怖 が僕を襲ったわけなんですよね。


その心情が歌詞もそうなんですが、
メロディとかアレンジとか、そして歌い方(特にアルバムバージョン!)に重なって。
緊迫感や、悲壮感や、切迫感など諸々の感情も入り混じりながら。
この曲はそんな僕のほんの数秒間を表現しているとは思いますが、

僕にとっては、そんな一瞬の時間が「永遠」と感じられるほど長いのだろうな、とも思えるのです。


後から振り返ったり、気持ちが落ち着いた時に改めて思い返すと
実は何でもないことだったり、あんなに心配しなくてもよかったんだよなぁ、と、
時に人は思ってしまうことがありますよね、というかそういうことの方が多いような気もします。


ただ、その瞬間、それこそ刹那(この言葉が好きです^^)に感じたことというのは、
その短い時間の中を「精一杯生きている」という証でもありますからね。
というか、そういう一瞬一瞬の時間の積み重ねで日々は過ぎていくわけですが、
それを忘れてしまいがちです、私なんて特に。
その時間は永遠に戻って来ない、
過ぎ去った時間はもう戻ることはない、ということを
実は分かっているようで分かっていないのかもしれないですよね。



「1秒前の君にはもう2度と会えない」、まずこの曲タイトルです。

さきほどからも書いておりますが、
こんな一瞬の感情を1曲にしてしまう槇原敬之がいわずもがな神なのですが…
このタイトルセンス。
マキハラ先生は昔から「曲のタイトルをつけるのが苦手」と話されていますが。
十分聴き手には伝わってきますし、センスあると思ってしまうのは私が過激派だからデスカ?

ちなみに先ほどから度々登場する「刹那」という言葉は仏教用語で時間を表す最小単位だそうです。
マキハラ先生は1度目のディープインパクト●後に仏教の教えを学んだ、と話されていましたよね。
その一瞬一瞬の時間を大切に、そして重いことと受け止められているのかな、とも思います。


一瞬の短い時間であっても、
その瞬間だけを充実させながら生きていくこと、そしてそれを大切にすることが、
日々の生き方となり、それが人生となっていくわけですよね。


それがこのサビ部分で伝わってくるので、マキハラ先生の叫びと捉えます。。。




そして2コーラスです。
もう圧巻の言葉が紡がれております。


家族であっても友達でも恋人でも
元々同じ人間なんておらず、「異なる個々の人間」であるということ。
自分はこうだから、と思っていることが
当然他の人も同様に思っているとは限らないわけなんですよね。

それも普段、分かっているようで実は分かっていない。


私はこう思う、でもアナタは違うの?


って、他人の想いを全て理解することができないからこそ、
そこからコミュニケーション、想いを伝え合うことが大切なんですもんね。
異なる想いの人間同士が一緒にいることなんて、努力以外の何ものでもないだろうし、
でもそれが重荷や負担やストレスになってしまったら一緒にいる意味はないわけですし。

それをお互いの想いを分け合いながら、
時には想いを擦り合わせ、
時にはぶつかり合い、でも最後には分かり合うことができる関係性が素敵ですよね。


2コーラスBメロ、、、

形のない想い振りかざしながら
正しいとか間違ってるとか
そんなあてのない事で言い争う内に
大事なことを無くすのはいやだから




もうさ…何?槇原敬之、、、悟り開いた???



この部分、めっちゃ好きです。
こんな言葉紡げるのは槇原敬之だけだろ???(Noとは言わせぬ●だって過激派だから…)





物理的に君を見失ってしまい、
刹那に様々な想いが巡ってきて思わず駆け出した僕。
心の距離である君が僕に向けてくれているであろう想いまでも見失ってしまわないように。

そう、僕は走るのです。
走って走って君を探し追いかけるのです。。。



その情景がさぁ、、、本当にドラマティックなんだよなぁ…




シングルバージョンより、よりドラマティックな様相のアルバムバージョンが本当にオススメです。





この曲は伝えてくれますよね、
後悔しないように、伝えたい人にはちゃんと想いを伝えておかなければならないということを。

あとでいいかな?とか、
今度会った時でいいかな?とか、
言わなくても分かってくれているかな?とか、
それは自分自身の傲慢さだけであって、
その時感じていることを大切な人に伝えておくことの大切さ。。。

あとがなかったら?
もう二度と会えなかったら?
言わなくちゃ分からないことだらけだったら?

逆説的に考えるとおのずと答えは導き出されますよね(涙

でも、日々の生活の中でそれをやっぱり忘れてしまいがち。
いや忘れているわけではないんですよね、きっと。
「言わなくちゃ…」という想いはある、


でも次がある


という思いもどこかにあるんですよね。
そんな確証はどこにもないのにね、、、人間て不思議です。

あの時ああしておけばよかった、こうしておけばよかった、、、
後から考えられることはたくさん出てくるのに、その瞬間はその想い達はどこかへ行ってしまう。



自分自身だってそうですよね、
それこそこの曲のように、

1秒前の自分自身はもう過ぎ去った時間の中でもう2度と戻ってこないわけなんです。



マキハラ先生の神曲を通し、
色々と考えさせられることは日々多いです。
これほどまでにマニアを虜にする槇原敬之が神の域なんですが…



今日やれることは今日やって、今を精一杯生きていくことが大切だなぁ、と
この歌を聴くたびに、本当に考えさせられる神曲です。




こんな一瞬の感情のキリトリを1曲にしてしまう槇原敬之が好きすぎる…
そしてこんな一瞬のキリトリだけども、
一遍の短編映画とかにしてみてはどうだろうか???


この曲は、ラスト、
僕が君に会えたかどうかまでは歌われておりません。
私は無事に君を見つけて仲直りしてくれていることを祈るのですが、
もちろんその短編映画のラストもそれでお願いしたいっ!!

シングルバージョンだと後奏がすごく短いのですが、
アルバムバージョンだと長めとなるので、その余韻というか余白があるんですよね。


ぜひともシングルとアルバムで聴き比べてみても面白いのと、
少し感じ方も変わってきますので、オススメです、、、槇原敬之すげぇな?!



# by momost9520 | 2024-02-17 21:44 | 槇原敬之のこの曲を聴いてくれ | Comments(0)

#170 2つの願い


今年も無事に娘の雛飾りを出しました。

出すのはいいが、片付けるのがね…
とりあえず、今年も我が家のお雛様は3月3日を過ぎると後ろ姿となりそうです。
世間は3連休とのことで、私もその恩恵にあずかっているわけなのですが。
今回のお休みは特に予定も無くのんびりと過ごせているので、

書ける時には書きためよう!のスローガンの下、
本日も「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」をコソコソと書き連ねようと思います。

前回「#169 情熱」の際に、難解歌詞曲などと表現していましたが…
本日も私にとってはその部類に入る1曲です。







『2つの願い』
 
 作詞作曲編曲:槇原敬之


1994年5月25日に発売された11枚目のシングル曲です。
その後同年10月25日に発売の5枚目のアルバム「PHARMACY」に収録されています。
ちなみに、シングルとは異なる「VERSION Ⅱ」のアルバムバージョンです。

前回「情熱」でもシングルバージョンとアルバムバージョンがありましたが、
こちらの「2つの願い」に関してもバージョン違いがありました。
まぁ、どっちがどうのってナンセンスかもしれませんが、
私はオリジナルのシングルバージョンが好みでありますっ!!


そして、、、





たんぽぽ毛さん、この曲難解歌詞デスカ???





と、思われているマニアの方はいらっしゃるかと思います。
いや私もそう思ってた、10代までは!!
でも大人になり、色々な経験も重ねた今改めてこの歌詞を読むと…




読めば読むほど 難しいっ!! って思うんですよね。
ちなみに、前回の「情熱」とか過去には「ひまわり」ほどではありませんよ●


難解歌詞というか、
本当に日本語の難しさというか、幾通りのパターンが考えられるというか。

まぁ、往々にして槇原敬之氏の曲達ってそうなんですけどね。
なので「コレ!」という解釈が一つだけではなくて、
聴き手によって数多もの解釈があるため、そこが面白さでもありますよね。


そして、10代の頃この曲を聴きながら漠然と抱いていたイメージ。
歌詞から直接的に伝わる曲の意味、、、


ただ…忘れてはなりませぬ●



槇原敬之って天才なんですよ




なので、10代の頃の私が想像している数百倍もの想いや意味が隠されているのではないか?
と、やっぱりめんどくさい私は考えてしまうため、、、
本日までずっと温めていた曲です(いやだから てめぇの匙加減よな●爆)
もちろん忘れちゃいないんだけどさ、、、
うっかりしちゃうことってありますよねぇ?(思わず同意を求めるヲタクの図)


1994年当時の槇原敬之氏、この曲の制作時期はきっと24歳くらいだったはず。。。






いや バケモンか???(言い方な●)





あ、もちろん褒めていますっ!!アンチじゃないので通報しないでください~(涙


結局はこの曲の世界観をどのように捉えるかによって、
歌の中の登場人物である「僕と君」の関係性が変化するようです。
きっとマキハラマニアの中では色々と幅のある神曲

ただ、、、
歌詞の額面通りにはいかない”雨”と”電話”の「二つの願い」こそが
恐らく比喩的に表現されていて、
まずはこんな歌詞を24歳で世に出してしまった槇原敬之に頭を抱えるしかないのです…




…という前置きはそろっと終わりにして、
いつものように歌詞を引用させていただきますね。







今朝からずっと雨音の すきまに耳をすましてる
TVドラマの電話と間違えないように
ナイショで二人 5泊6日 国際線の窓で見た
雲をたたえて落ちる 夕焼けが恋しい

誰かのうわさを聞いた 君をすこしうたぐった
そんな自分をもっともっと うたがいたくなる


雨がやみますように 電話がきますように
二つの願いは必ず ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは なにも君だけじゃない
新聞でロードショー探す でもまだ迷ってる




映画館を出たらすぐ タクシーをつかまえよう
自分のために何か 思うのは久しぶり
フロントガラス雨粒を 赤信号がルビーに変える
きっと僕があげたくて 君がほしかったもの

誰かにはくだらない ものでも両手に抱えて
大事にしてれば いつか 何か教えてくれる


雨がやみますように そう 君がやったように
二つの願いの一つは この僕が選ばなきゃ
さよならと言われるより 言うほうがきっとつらい
優しさを手に入れるときは 胸が少しだけ痛い



雨がやみますように 電話がきますように
二つの願いは必ず ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは なにも君だけじゃない
着替えをしてドアを開けたら 雲間に日がさしてた







はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~(憂いを含んだタメ息のヲタクの絵文字●)



この2日、ずっとこの曲をリピ再生していたため、
もう頭の中は歌詞がぐるぐる回っているんですよね。
「情熱」がやっと終わった、と思ったら次がこの曲か!って。

天才槇原敬之氏の歌詞を解説、、、なんて
畏れ多い事この上ないことをしているので(今さらかよ●)、
中途半端な気持ちではそんなことはできない、という自負だけはあるんです。

このブログの閲覧数は今年に入っても相変わらず少ない(笑)ですが、
若干ジワリジワリと増えているような、、、気がするだけかもしらんwww
こんな素人マニアの戯言をわざわざ読んでくださるなんて、
そんなありがたい事実に毎度首が折れるんじゃね?ってくらいお礼を言いたい。
読者様の貴重な時間を奪っているわけですから、
せめて少しでも分かりやすく伝えたいなぁ、という想いはあるんですよ(これでもね●)

なので、今回の「2つの願い」はどう書いたらいいかなぁ、ってこの連休中考えていました。



まぁ、結局時系列に沿っていくのが一番シンプルで分かりやすいのかもしれませんね。
ということで、1コーラスの歌詞からいきたいと思います。




1コーラスです。

時代は1994年。
おっと30年前ですね、、、

今や一人一台スマホ時代ですが、1994年です。


携帯電話もショルダーバッグレベルの大きさ。
ポケベルなどもまだ普及していないそんな時代です。



今朝からずっと雨音の 
すきまに耳をすましてる
TVドラマの電話と 
間違えないように



そうなんですよね、この「電話」は、自宅の「固定電話」ですよね。
僕は「君からの電話を待っている」状況のようです。
そして、それをとても慎重な面持ちで待っているのだと思うのです。



天才槇原敬之の鬼表現①
雨音のすきまに耳をすましてる



何ですか?コレ(コレ呼ばわり…●)
しょうがないです、天才槇原敬之なので受け入れるしかないのです。
こんな鬼表現が本日はいくつも出てくるから鋼の心臓の準備をよろしくお願いシマス。


そんなに聞き逃したくない音なのであれば、
TVは消した方が絶対にいいんですよ、いいのもきっと分かっている。
でも、そうしない僕の「強がり」というか、

”電話なんて待っていないもんね、でももし掛かってきたらちゃんと出ないといけない”

っていう心情も読み取れる感じ。
そしてこの自然描写に今のような心情も一緒に含めてくるあたりがホント天才。

僕の強がりのような気持ちと、
でもずっと朝から降っている雨音に消されてしまわないように注意を払っている情景。
そんな微妙な揺れ動く僕の心情を
「雨音のすきまに耳をすましてる」って表現する槇原敬之をどうにかしたい(治安悪いな●)


僕は実は君からの電話をずっと待っている、、、


そしてここで回想です。
内緒で行った5泊6日、国際線とのことなので海外旅行ですよね。



天才槇原敬之の鬼表現②
雲をたたえて落ちる夕焼けが恋しい

はぁぁぁぁぁぁ~タメ息。
どうした?今日はタメ息しか出ないな?
飛行機の窓から、この場合は雲を見下ろす形となるのでしょうかね。
目の前に広がる雲にゆっくりと落ちて行く太陽、、、
そんな夕暮れの景色を飛行機の窓から見たという貴重な思い出が僕にはあるんですよね。

何だこの表現力!!(怒)

そして、ポイントなのが「内緒」で行った、、、です。
6日間も留守にするわけですからね、なかなかできないことかとは思いますが。
仮に職場には国外へ出る際には渡航届なるものも必要な場合などありますしね。

この「僕と君」の関係は、
”内緒にしておかなければならない理由”があったのかもしれません。



ここで、この二人の関係性が、ただならぬ雰囲気纏ってきましたね。
そんな設定の二人、って結構マキハラ先生の歌では多いかと思われます。
ただ、マキハラ先生自身が特にそのような場面に言及しているわけではないため
(たまにありますけどもね)、
聴き手は色々と想像を膨らませていくわけなんですよね。。。



不倫の関係なのか?それとも身分差、性別差、人種差ナノか?



いずれにしても、「あまり公にはできない二人の関係」ということではありそうですね。
そしてそこからの1コーラスBメロ。


周囲には内緒にしているであろうため、
他者から「君のウワサ」を聞いた僕、そしてそれを信じてしまい君を疑った。
君に対してもそうだけども、そんな自分自身にも自己嫌悪、という流れ。


これ、既視感ありますよね?デビュー曲「NG」ですよね…
似たような歌詞があったかと思います。



結局は、自分たち以外の人間からの言葉に容易に惑わされてしまう僕、がいるわけです。
その時点では「僕」の方にも何か否がありそうな予感はバリバリしますね。



そこからのサビです。



雨がやみますように
電話がきますように
二つの願いは必ずひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは なにも君だけじゃない
新聞でロードショー探す でもまだ迷ってる




僕は願いをかけます。

雨がやみますように
電話がきますように

この二つの願いは一つしか叶わないらしいです(ナゼ?●)

そして、次です。
「僕の笑顔のもとは なにも君だけじゃない」と歌っています。
え?え?え?ちょっと待て。

君だけじゃないってどういうことだ?ですよね???
仮に、君以外にも何か他に趣味のようなものがあってそこで僕は幸せだよ…って?
いやいやいや、無理があるな?

この時点で「僕も浮気してるんじゃ…?」(ガクガクブルブル)

それか、僕の精一杯の強がりなのか???
朝からずっと強がってますもんね僕はね、自分の気持ちを認めたくないのか何なのか?


そこからの、新聞でロードショーを探す
→映画館へ出かけるために家を出ようとしている の図です。


冒頭にも書きましたが、この頃は「固定電話」です。
一旦、自宅から離れてしまうと「電話がかかってきても出られない」状況なんですよね。
それなのに僕は出かけようとしているわけですね。


ただ、、、まだ迷ってる


と、最後のあがきのような気持ちも読めますよね。



ここまで整理しますね。

朝からずっと「君の電話を待っていた」はずの僕。
内緒で海外旅行に行った思い出も回想し、懐かしく恋しがっている。
でも、君に関するウワサを耳にしたことで僕は君が信じられなくなっていた。
そしてそんな自分自身のことをもっと信じられなくなっている僕。



そこからの二つの願い。



雨がやみますように
電話がきますように




この願いが、額面通りの意味とも取れますし、
天才槇原敬之のことなので、きっと比喩的な表現をしているという可能性も捨てきれません。
でも二つの願いをかけながらも、映画を観に行こうと家を出る準備をしている。



そんな謎を残しながら2コーラスいきますね。




2コーラスAメロ冒頭にて「映画館をでたらすぐタクシーをつかまえよう」とあります。





結局 出かけたんかい???
(マニア一斉にツっ込み www●)




つまり僕は一旦自宅を離れた、ということなんですよね?
あんなに気にしていた「君からの電話」だったはず。
映画を観た後は、
でもすぐに帰りたくて「タクシーをひろった」ということですよね。
やはり想いは断ち切れずに「君からの電話を待っている」ということが伺えます。



天才槇原敬之の鬼表現③
フロントガラス雨粒を赤信号がルビーに変える


槇原敬之史上恐らく5本の指には入るであろう芸術点3億万点くらい獲得しそうな鬼表現!!
いや、鬼ではないな…神だな!!(いつものやつ●)


タクシーの後部座席に座る僕、、、もう説明は不要かとは思いますが。
フロントガラスに落ちる水滴が、
その向こうに見える信号待ちの交差点で止まっている赤信号の光を映しているわけですよね。
ちょうど赤に変わった際に、それが「ルビー」に見え→そこから「指輪」を想起したのでしょうか?
そして、それは本当は僕が君にあげたかったものであり、
君もきっと欲しかったであろうものだった、、、という流れです。



え?天才なの?(知ってるけどさ、何度も言わせておくれ●)



まずこの表現がスゴイんだけどさ。
タクシーに乗って急いで帰ろうとする僕だったり、
自宅から離れることで電話がきても分からない状況にしてしまったのは僕なのに、
(この部分は「現実逃避」のような感じも否めないのですよね…)
それでもやっぱり「君のことを上の空で考えてしまう」という気持ちが残っている。

まだまだ僕の想いは断ち切れていない、、、

という心情をこの一節で表現していることが、もうヤバイのです。


そしてBメロへ。

他人から見たらそれは価値のないものだったり、
何でもないようなことだったりするかもしれないものでも、
二人の間ではとても大事で大切にしているものがあればそれにはきっと意味がある。

ってことなのかな?って思うんですけど、どうですか?
人によって「幸せの価値観」というものは異なりますよね。
それが二人で一致すればそれは素敵なことなんでしょうけど、
でもいつの間にかそういうものにもズレが生じてきて溝もできていたのかもしれませんよね。

でも、この時点でも「僕はまだ君のことを信じている」のかもしれませんよね。


そこからの2コーラスサビです。


雨がやみますように
そう 君がやったように
二つの願いの一つはこの僕が選ばなきゃ

さよならと言われるより 言うほうがきっとつらい
優しさを手に入れるときは 胸が少しだけ痛い



こちらのサビ冒頭部分注目です。

「そう 君がやったように」

実は、僕だけではなくて ”君も二つの願いをかけていた” のではなかろうか?
そして、”二つの願いの一つは僕自身が選ばなくてはならない” のだと。

「さよなら」は言われるより言うほうがきっとつらい、、、



ここで一つポイントは、

①「さよなら」と言われたのは僕なのか?
すでに君からは「さよなら」と言われている僕。
別れを切り出されている僕、、、
その時のことを回想し、君への申し訳なさに気付く。
「さよなら」と言うことはツライはずなのに君から切り出してくれたという
その優しさに気付いた僕
→→→そんな君のことを思うと胸が少しだけ痛いよ

②これから僕が君に「さよなら」と言うのか?
「さよなら」と言う方が言われるよりきっと辛いはずだから
僕から先に「さよなら」を君に言わなくてはならない、、、
それが君に対する最後に見せる僕の優しさ
→→→もっとこのことに早く気付いていれば別れることはなかったのかもしれない、胸が少しだけ痛い



このどちらかの解釈により、この曲のイメージがかなり変化するような気がしております。
ちなみに私は①だと思っているんです。


先ほども、
サビ部分の「二つの願い」が何か比喩的に表現しているのではないか?と書きました。
それがまさに

「雨がやみますように」の「雨」→僕の気持ち
「電話がきますように」の「電話」→君の気持ち

だとしたら。

「雨がやみますように」というのは、
僕の君への気持ちが晴れますように(振り切れますようにの想い)

「電話がきますように」というのは、
すでに僕に”さよなら”と伝えた君の気持ちが僕に戻ってくる(ヨリを戻したい)

という、比喩的な意味を含んでいるような気がするんですよね。
となると、
2コーラスサビの「そう君がやったように」というのは、
僕に対して別れを告げることを選んだ君、と捉えられるのではないかと思うのです。
その結果、今も僕の心はずっと「雨が降り続いている」のだと…
そして、君が僕にサヨナラといった事実を僕は受け入れなければならないことも分かっている。


二つの願いの一つはこの僕が選ばなきゃ


→僕は君への想いを断ち切らなければならない「雨は絶対に晴れる」
→願いは一つしか叶わない


自然現象ですのでね、
雨は必ずや止むはずなんですよね。
なので、雨が止む、、、
ということは同時に「僕の君への気持ちが晴れる」ということに繋がる。



そして最後の大サビ。


二つの願いは必ずひとつしかかなわない

どちらか一つしか叶わないと僕が信じているのであれば
「君からの電話は来ない」という事実を受け止めるということ。
そして、最後の最後に「僕の笑顔のもとはなにも君だけじゃない」ってまだ言うか!!(怒)



天才槇原敬之の鬼表現④
着替えをしてドアを開けたら雲間に日がさしてた


この大サビラストのフレーズで、

全部搔っ攫っていく感じね、、、天才か?



このフレーズで、「雨がやんだ」ということを表現しているんですよね。


結局、二つの願いのうち「雨がやみますように」という願いが叶ったわけなんです。
でもって、この時に先ほど少し雨に濡れてしまった僕が着替えをして、
また出かけて行こうとする様子が伺えるのです。。。



ちょっと待て。
もう完全に君への想いを断ち切ったという意味合いで、
別の笑顔のもとのところへ行くのではないだろうな?と、疑ってしまう自分は汚れているんだ●涙


なので、この歌の結末は決して哀しさで終わるのではなくて、
新しい一歩を踏み出そうとする僕の成長(?)物語とも捉えることができるかもしれません。





・・・。




以上が、私の解釈です(なげぇぇぇな●爆)



ただ、これ以外の解釈も実はネット上には湯水のように溢れているはずです。
同じように感じるマニア様もいれば、異なる解釈だと言うマニア様もきっといるはず。
それがまた面白さでもあるんですよね。


何だか、歌の最初ではちょっと僕に同情するように感情移入しちゃうのですが
よくよく歌詞をかみ砕いていくと…


ん?結構僕もひどくね???って思える自分がいる。苦笑


笑顔のもとは君だけじゃない のフレーズが決定的な何か私のボタンを押してしまった感じです●


まぁ、想いを受け入れるというか、
鬱屈させずに昇華させるというのは良いことではありますけどもね。
いや切り替え早くねーか?なんて思ってしまう自分、、、きっと「僕」とは合わんな●
というか、2コーラスで映画館に出かけた時点で結末は決まっていた、のかもしれませんね。
あの時点で僕もあらかた気持ちの整理がついていた可能性ないですかね?
最後の最後の悪あがき的な感じで、、、でもやっぱり…みたいな感じ。




そして、おまけなんですが。
途中、”「さよなら」と言うのは誰だ?問題” のところ。



【2つの願い 別パターン解釈①】

実は、「君からの電話」自体がヨリを戻そうという内容ではなくて、
まさにこれから「君が僕にサヨナラと伝えてくる」内容の電話だったとしたら???ですよ。
結局、その電話は来ず「雨がやんだ」という結果となったので、、、


「さよなら」を言われるはずの電話は来なかった、、、


と、捉えることができませんかね?
つまり、僕は「失恋していない」ってことになりますよね?
なので、着替えをしてドアを開けた僕の向かう先は、、、君!!ということに。


ちょっと待ってくれ、ハッピーエンドやんけ


ってなりますけども、私はこちらの線は低いような気もしているのですがどうでしょうかね?
この曲は結局は失恋の曲なのか?ヨリを戻せる曲なのか?
マニア様の中でも二分しそうですが…
私は失恋の曲、という解釈ですがその反対もあって然りですよね。


そこが日本語の文脈とか構文の複雑さというか、
「文脈を読む」ことって本当に難しいですよね?日本人にしかできないなぁ、って思いますよ。




【2つのの願い 別パターン解釈②】

先ほどの解釈と途中まで一緒なんですが…

「君からの電話」自体がヨリを戻そうという内容ではなくて、
まさにこれから「君が僕にサヨナラと伝えてくる」内容の電話だったとしたら???です。
結局、その電話は来ず「雨がやんだ」という結果となったので、、、


「さよなら」を言われるはずの電話は来なかった、、、


→→→なので、自分から君に電話をした。


電話を来ることを願ったけど、結局こなくてその代わり「雨がやんだ」ため、
「さよなら」を言われるより言う方が辛いだろうだから、
「僕からさよならの電話をする」、、、最後に見せた僕の優しさ、という結末。

こちらは、先ほどの「文脈」を読もうとすると①より可能性はありそうですよね。
「2つの願い」はやっぱり ”失恋曲” だと思うんだよなぁ…




というわけで、本当に色々と解釈が分かれそうな神曲。






最後ですが、、、
ところどころで書きました「天才槇原敬之の鬼表現」でも分かりますように、
非常に繊細で細やかな情景描写に、心情も入れ込んでくる叙情的な歌詞。
ストーリー性の高さは言わずもがなで、聴き手の心を惹き付けてやまない。
でも結局は全体的にはどこか抽象的な印象も拭えなくて、、、
どの解釈でもきっと不正解ではないのでしょうし、だからといって正解もないのだろうし。

ただ、聴いていて胸が切なくなるこの気持ちを生み出す槇原敬之がただただ天才だった…
それが、若干24歳ですので末恐ろしいのです。


30年前の曲ですよ?!信じられます?!
にわかには信じられないため、
私は今宵もこの曲の解釈を再度ひねり出しながら眠れぬ夜を過ごすのです。




(今回長かった●●●最後まで読んでいただきありがとうございました!!)





# by momost9520 | 2024-02-11 19:05 | 槇原敬之のこの曲を聴いてくれ | Comments(2)

#169 情熱


世間は春節、、、(いやチガウ●)
3連休です。
そして例に漏れず私も3連休です、ありがとうございます。
うちのリハは365体制ではないのですが(圧倒的な人員不足●)、
世間の流れとしては365ですからね…
こんな悠長に3連休です、などと言っていられなくなるのかもしれませんね。

書ける時に書き溜めよう!という想いで、
この3連休では2記事書きたいという構想はあるのですが…
「3連休だから3記事書こう!」と言わないあたりが限界を知っている感じですねん。

私たんぽぽ毛、
槇原敬之氏を(うっすら)愛してやまないのですが、、、
280曲近くあるマキハラ先生のオリジナル楽曲。
現在168曲まで自己満足丸出しの曲解説という名の「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」を書いてきました。
半分は超えましたが、まだまだ先は長いです。

この連休中にupしたいと考えている2曲があるのですが…
どちらの曲も難解歌詞の部類に入りますので、これまた大変です。



マッキー先生勘弁してくれっ!!



って、勝手に叫ばずにはいられません。
まぁ、マキハラ先生サイドからすれば「…いや、マジ知らんがな!!」ですが…苦笑

ということで、169曲目の本日は、、、








『情熱』
 作詞作曲編曲:槇原敬之


1997年7月30日に発売された17枚目のシングル「素直」のカップリング曲です。
その後、同年11月27日発売の私の宇宙一大好きなアルバム「Such a Lovely Place」には、
アルバムバージョンとして収録されております。。。
こちらの曲はシングルバージョンとアルバムバージョンの2つのアレンジがあります。

私はオリジナルバージョン至上主義(?)の人間ですので、
シングルバージョンが好きです。
アルバムバージョンはめっちゃ重いです、音が。
重低音がズンズン響き渡る、といった感じでございます。






・・・ね?(ナニガ●)



難解だよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ―――――――!?


私にとっての難解歌詞の部類に入るんですよ。
メロディとかカッコいいし好きなんですけどね、、、
しかもアルバムSLPに収録されているしね(無条件でランクインする感スゴイが●爆)

次の曲はこの曲にしよう!と決めてから
改めて歌詞を読み、さらに何回もリピート再生し。




それでもよく分からんかった(チーン●)




ホント、マキハラ先生ごめんなさい。
私の読解力がなかったんよ…(涙


というわけで、いつものように歌詞を引用させてもらいます。






君は雨に打たれたまま 
もう少しこのままでいさせてほしいといった
振り払う訳でもなく 振り返るでもなく
でもわかるよ 不思議に優しい君の顔

僕は暖かいお茶を入れて 待ってるから 待ってるから

なにかが生まれるんだろ
なぜかそれがわかるんだろ
もうすぐ手にする 君の情熱
どうすればいいかわからないなら
抱きしめてやればいい
君だけの 君だけにしかできないやりかたで




誰かが君を笑っても
いつか笑えなくなるよ
気にすることなんてない

今まで見たこともない君を 待ってるから 待ってるから

なにかが生まれるんだろ
なぜかそれがわかるんだろ
もうすぐ手にする 君の情熱
どうすればいいかわからないなら
抱きしめてやればいい
君だけの 君だけにしかできないやりかたで



コンナニチイサクテ
コンナニオロカシクテ
デモ コンナニツヨクテ イトシイ

なにかが生まれるんだろ
なぜかそれがわかるんだろ
もうすぐ手にする 君の情熱
どうすればいいかわからないなら
抱きしめてやればいい
君だけの 君だけにしかできないやりかたで




どうですか???分かりましたか???



あ、ちなみに「分からない」と言っているのは、
歌詞のそのままの言葉の意味のことではなくて、



この曲の世界観 についてです。




登場するのは「僕」と「君」、、、
歌い出しの情景としては雨に打たれている「君」


額面通りの意味ではなく、
天才槇原敬之氏のことなので、
この「雨」が比喩的に表現されているのだと思います。



いつものことですが、この「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」は
完全なるワタクシたんぽぽ毛の妄想の中の出来事ですので、
どれが正解とか曲の真意に関しては槇原敬之氏本人にしか分かりませんので(保険をかける●)

生温かい目で薄目で読んでいただければ幸いです。。。



ポイントは「雨」が何を表現しているか?ということ。
この曲全体の歌詞を読み進めていくと、、、




僕は何かを待っている



そうなんですよ、僕はずっと待っているんです。
そしてそれが
君の覚悟を待っている、、、のではないかと思うのです。



この曲は、初出が1997年ですよね?
この2年後に発売されるアルバム「Cicada」の中に、”The Future Attraction”という神曲があります。
(念のため貼っておきますわ●)



この「情熱」のアンサーソング的な位置づけがこの「The Future Attraction」のような流れだと思っています。
もちろん、私が勝手に思っているだけなので、生温かい目で薄目で…(しつこい●)


ただ、この曲に登場する「僕と君」の二人がお互いが恋仲、というわけではなさそうなんですよね。
君の気持ちが僕と重なる時を待っている、といったイメージ。
決して、僕自身のものになる、とかそういう関係性にはこだわらず、ですが。

「僕サイド」に来てくれることを待っている、、、

この言い方はちょっと違うかもしれませんが、はい表現が難しいのですが。



そのあたりを諸々考えると、
冒頭の「雨」の比喩表現は、、、

世間には公にできないような二人の関係や立場、
許されない関係性や、理解のない人々からの視線や言葉


を、「雨」という言葉に落とし込んで、「雨に打たれながら」と表現しているのでは?
などと考えるのです。


その「世間には許されないような関係性」に関しては、
言及はしませんが、
年の差だったり身分差だったり、性別だったり人種だったりと…



だいぶ最近は寛容になってきた感はありますが、
それでも心無い人の言葉や、偏見や価値観、人間様々な想いが渦巻いておりますからね。



そのような状況にいる「僕と君」の状況の中で。




僕は、ほんの一歩先に進んでいるんですよね、きっと。
そこからの


「待ってるから」


という表現。
このBメロ部分のアレンジが、
シングルバージョンだとホントぞくぞくするからアルバムバージョンと聴き比べて欲しいです。
ズンズン感(伝わってくれwww)

1コーラスだと
「暖かいお茶を入れて」www
2コーラスだと
「今までみたこともない君を」


待ってるんです、僕は…




そしてそこから


なにかが生まれるんだろ
なぜかそれがわかるんだろ


と、サビ歌詞へ続くわけですよ。
1コーラスと2コーラスのサビ歌詞は同様に繰り返されます。




僕と君がもし、恋仲だった場合、、、
まさに「The Future Attraction」へと繋がる布石のような展開の予感。



もうすぐ手にする君の情熱



という表現。

手にするのは「僕」の方なのか?それとも「君自身」なのか…
僕はもう覚悟を決めていて、
君の覚悟が決まるのをずっと待っている状況。
ただ、君の中の想いを僕はしっかり受け止めているようなイメージはあるんですよね。

他人から促された想いというのは、やはりブレやすいものです。
僕はそれを十分知っているので、
「君自身」が能動的になるのを待っている、んですよね?きっと。


君自身が決めて、その想いを認めて、”こっち”に来て欲しい、僕はずっと待っている


まさにそんな感じなんだろうなぁ、って私は思うのです。
でもやっぱり、迷いや悩みは底知れない、、、ということも僕は知っているから。
2コーラスAメロでも


今の状況は「他人から見たら笑われてしまう」かもしれないけど、
それはいつか笑えなくなる状況に変化していくということ、、、
世間の流れや時代、人々の心は移り変わっていくものですからね、大丈夫だよと諭す。


どうすればいいかわからないなら
抱きしめてやればいい
君だけの 君だけにしかできないやりかたで


ただ、君の「今そこにある想い」を単純に受け入れればいいんだよ、と再度諭しておりますか?
僕がそれを手伝って、一緒に手を引っ張ることはできるけど、
きっとそれではダメなんだ、ということを僕は知っているから、、、待っているのですよね?



いや、、、
この僕と君が恋仲?の関係だったら?と考えるとさ…



一瞬、僕は待っているだけでズルい?なんて思えますが…






いやいや!めっちゃイケメンなのでは…?






なんて、思ってしまうのは
前回が「THE END OF THE WORLD」のクズ男だったからでしょうか???(しつこい●)



ある意味、これから先何があっても君自身が決めたことでしょ?って言われるかもしれんが。
いや大丈夫だ、この曲の「僕」は 待てる男だ、、、www




そこからの槇原敬之最強のCメロ




コンナニチイサクテ
コンナニオロカシクテ
デモ コンナニツヨクテ 
イトシイ





片仮名表記キターーーーーーーーーーーーっ!!

この片仮名表記の意味よ。。。




これはどう解釈すればいいのであろうか?
さらに難題を突き付けてきますよね、マッキー先生は(怒)



小さくて愚かなもの、、、
でもその中に強さや愛しさを秘めている。。。





ベタ惚れですやん





この解釈で合っていますか?(今回全く自信ないので●)


僕は待っている、、、ずっと待っているからと言っていますが、


待ちきれないくらいなんだろうな、って思います。
この曲の僕と君の関係が恋仲だったら?で考えてきましたけども、
僕は君が好きで好きでたまらんのだろうな、って思いました。



でも力任せに強引に自分の方に引き寄せないちょっと待てる大人な雰囲気を醸し出していながらの
心の中では、





激重の愛




を叫んでいるという、、、何とも恐ろしい(いい意味で)男でした。
この片仮名表記はきっと心の奥底の欲望的な叫びですよね、僕の…






ということで、
今回の解説は「僕と君」が恋仲だったら?のパターンでしたが。
これがまたこの二人の関係性を変化させることで、
また全く異なる解釈にもなるんだろうな、って思いますので。



マキハラ先生から出題された難解歌詞のこの神曲!!色々なご意見あるかと思いますが…
コメントなどお待ちしております。






最後に、、、



あーーーーーーー!!
マッキー先生!!難しすぎるよこの曲!!
ホント天才ですか?アナタ…勘弁してクダサイ(もっとクダサイ)









# by momost9520 | 2024-02-10 10:37 | 槇原敬之のこの曲を聴いてくれ | Comments(0)

日記というより月記状態ではありますが、ただ日々感じることをつらつらと綴っております。もはや誰のファンなんですか?と忘れられがちですが槇原敬之さんを愛してやまないアラフォー主婦(腐)の戯言です・・・


by たんぽぽ毛
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